カトーのトワイライトEXP瑞風が入荷しましたので、トミックス製と比べてみました。
カトーのトワイライトEXP瑞風が入荷しましたので、トミックス製と比べてみました。
幸いどちらもまだ店頭に在庫がございます。
どちらが良いのか見比べてから購入したいというお客様が多いようですね。
ちなみに当店での販売価格はどちらも定価より20%OFFで販売しています。
カトー製が税込み31680円、トミックス製が税込み42240円で販売中。
その価格差は1万円少しなのですが・・・、比べてみるとどうでしょうか?
まずは前面から見比べてみましょう。
ヘッドライトが点灯している写真は左側がカトー製、右側がトミックス製です。
テールライトが点灯している写真は左側がトミックス製、右側がカトー製となります。
どちらも同じパワーパックから同じ電圧でライトが点灯しています。
ヘッドライトは実車より少し大きく表現されているトミックス製の方が少し明るく点灯します。
テールライトの光の輪はトミックス製のみ実車通りに再現されています。
但し、展望デッキの照明はカトー製の方が明るく光っているように見えますね。
手すりの太さが違って見えますが、これはメーカーさんの表現方法の違いで店長は個人的にカトーの方がシャープなので好きです。
グリーンメタリックの色はトミックス製の方が実車より少し濃くて、逆にカトー製は晴天時に見たような感じで少し薄いようです。
次にハイデッカー展望車になっている先頭車とダブルデッカーになっているスイート車両の比較です。
それぞれ手前がカトー製、奥がトミックス製です。
室内灯の光り具合を比較するために、カトー製には純正の室内灯クリア電球色を後から組み込んであります。
室内灯に関しては専用品のものを標準装備で組込済みのトミックス製の方が明るくてキレイに点灯しています。
特に展望室はカトー製は前に行くほど暗くなっているのが難点、トミックス製の方は座席の下のライトも再現されていて秀逸です。
スイート車両は車内の成型色が異なるので一概には言えませんが、意外とカトー製でも明るく光っているように見えます。
展望車もスイート車両もカトー製の方は、カーテンまでちゃんと再現されているのが良い点ですね。
最後は数が多いツイン車両ですが、室内の成型色が明るい車両と暗い車両で比較しましょう。
こちらもそれぞれ手前がカトー製、奥がトミックス製です。
先ほどと同じくカトー製のみ後から室内灯を組み込んであります。
こちらも室内灯に関しては専用品のものを標準装備で組込済みのトミックス製の方が明るくてキレイに点灯しています。
これは成型色が明るい車両の方が、その差が明白に見えます。
カトー製の方は後から室内灯を組み込めるようになっているため標準装備されていません。
そのため汎用品を使うので、どうしても車端に行くほど明るさが暗くなりますね。
エンブレムと車番以外の表記はカトー製の方が正確に再現されており、トミックス製の方は省略が見られます。
屋根上のリブ表現やアンテナの配管もカトー製の方が正確に再現されています。
逆に床下機器の色入れや給油口の赤色などは、トミックス製の方が実車に近くて正確ですね。
あくまで店長の個人的な意見ですが、結論としてはどちらも良い点と悪い点があります。
価格差を考慮すると室内を重視する方は、価格が高くても室内灯が標準装備されたトミックス製をおすすめ。
室内灯がなくても良い方は価格が安いカトー製の方が、コストパフォーマンスが良くておすすめします。
後は標記類がないと我慢できない方はカトー製、室内灯のちらつきが気になる方は集電カプラーになっているトミックス製を選ぶ方が無難ですね。
それにしてもカトー製の室内灯の暗さは何とかしたいですね。
お客様からもそういう要望が、昨日と今日だけで何件かありましたので加工することで対策を何か考えたいと思います。
« トラムウェイのHOゲージ、ED16のDCCサウンド搭載特製品を64800円で販売します。 | トップページ | カトー製のトワイライトEXP瑞風の室内灯を明るく点灯するように加工しました。 »
「新製品・入荷品の案内」カテゴリの記事
- アメリカの外国型HOゲージの中古品が少しだけ入荷しました。(2024.11.08)
- アメリカやスイス・フランスとオーストリアの外国型HOゲージの中古品がいろいろ入荷しました。(2024.10.05)
- ドイツの外国型HOゲージの中古品がいろいろ入荷しました。(2024.10.04)
- 外国型HOゲージ中古品の値下げ商品のご案内です。(2024.09.18)