ドイツ旅行中に見たシュパイヤー技術博物館の鉄道車両たち
5月14日から8日間お店を休業させていただき、店長は妹が住んでいるドイツのハイデルベルクへ母と5歳の娘の3人で行ってきました。
帰国してから2週間、ようやく写真の整理ができましたので、数日に分けて少し紹介させていただきたいと思います。
今日は「ドイツ旅行中に見たシュパイヤー技術博物館の鉄道車両たち」というテーマで紹介。
今回の旅行はデジタルビデオカメラメインで行ったため、画質の落ちる静止画を使っている写真があることをご容赦ください。
ドイツに行ってから2日目にシュパイヤーという街にある技術博物館へ行ってきました。
他にはあまり存在しない貴重な展示物が数多くある施設で、前回ドイツへ来たときに行ったジンスハイム交通博物館の分館でもあります。
ジンスハイムに入りきらなくなった展示物や、後から追加で導入された展示物ばかりなので比較的新しいものが多いようです。
というわけで、左の写真はハイデルベルグ中央駅から出発するところ。
S3という近郊電車でマンハイムを経由して、シュパイヤー駅まで1時間ほどかけて向かいます。
シュパイヤー駅からはバスで10分くらいの場所に技術博物館があります。
右の写真がそのバスなのですが、ドイツ鉄道「DB」の赤いバスばかりが停車するバスターミナルに、なぜか青色のバスでした。
技術博物館では入り口から早速、大きな鉄道車両がお出迎え。
いろいろ展示されていましたが、店長が気になった車両だけをピックアップしました。
左の写真は有名な01形蒸気機関車。
なかでもこの500番台機はスマートなデザインのボイラーが特徴。他の番台より優雅な印象なので大好きなSLです。
バブルの頃、日本にやってきたオリエント急行をドイツ国内で重連牽引した01形の1両が同系機でした。
中央の写真はこれまた有名なスイスの機関車で、クロコダイルという愛称で親しまれています。
なかでもこの車両は通常のクロコダイルとは違い、晩年に入換機として改装を受けた後の姿。
デッキ付の前面に改造されたうえ、片方のパンタグラフが撤去されている珍品。こちらも店長が大好きなELのひとつ。
右側の写真もまた有名なドイツのディーゼル機関車で、世界初の量産された液体式ディーゼル機関車。
流線形のボディが特徴でタダでさえ好きなDLなのですが、なかでも一番好きなのがこのベージュとグリーンの塗装。
タルキス塗装といわれるもので店長お気に入りの塗装なのです。
大好きな機関車がSL・EL・DLと揃っていて、この日は一日幸せな店長なのでした。
屋外の展示場では左の写真のように、中国の大型SLが堂々とした姿で展示中。
ドイツの他の車両よりひとまわり大きな車体なので、より目立っていました。
中央の写真はいわゆる無火機関車といわれるもの。
火気厳禁の工場などで使われていたようで、ボイラーに他の機関車からの蒸気をため込んで走行します。
模型では所有しており、その存在は知っていたのですが実物は初めて見ました。
右の写真はどこにでもいるような入換え用の機関車。
いろいろなタイプの機関車があるなかで、店長が思っている一番不細工なタイプだったので思わず撮影。
そのなかでもよりによって、一番似合わない色で塗装されているものが展示されていました。(笑)
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