店長は休暇中その6、ハンブルクの世界一大きなジオラマを見学しに行ってきました。
先週の火曜日からお店を休業させていただき、妹が住んでいるドイツのハイデルベルクへ店長の母と5歳の娘との3人で行っています。
今日は宿泊先のベルリンからICEで2時間ほどのハンブルクへ移動しました。
人が一杯で撮影できなかったので、早朝に出発する際に改めてベルリン中央駅を撮影しました。
さすがに土曜日の早朝とあって、人が全然いません。
コンコースにこのベルリン中央駅の模型が飾ってあり、精巧な出来に感心。
スケールは1/87のようで、HOゲージの模型が線路上に飾ってありました。
ハンブルクに着いたらバスで、すぐに移動。
世界一大きなジオラマとして有名な「ミニチュアワンダーランド」に到着。
港に存在する倉庫街の空きの区画を改装したというだけあって、外観は倉庫そのままです。
この中の2階分のフロアーが全てジオラマの部屋とSHOP及び食堂になっているというわけです。
写真はスイスのコーナーのほんの一部で広大な部屋いっぱいにスイスの国が再現され、その中をスイスの列車や車が走りまわっています。
なかでも高低差を再現したジオラマは2階部分にまで渡っており、ラックレールを用いたレールを列車が上がる様子はまるで本物でした。
次に移動したのはイタリアのコーナーで、こちらはスイスよりさらに広いジオラマになっていました。
ローマのテルミニ駅?をそのまま縮小したジオラマは圧巻。
遺跡の部分も手を抜かず細部までつくられていました。
夜になると火山も噴火して、轟音とともに溶岩が流れるようになっているのには驚き。
コンサート会場も実際にその場にいるかのように実感的で、人間も数万体もの数をすべて手作業で配置されているそうです。
4時間弱いろいろと見て回ったのですが、やはり一番力が入っていたのが地元ドイツのコーナー。
中央には大きな空港が再現されていて飛行機が自走するのはもちろん、疑似的ながら着陸と離陸するようになっているのには思わず笑ってしまいますね。
ジオラマの奥にはカーテンがかかった部屋があり、そこからカーテン越しに飛行機が表れて着陸。
同じように滑走路を滑走して飛び立った飛行機は、そのままカーテンの部屋に消えていきます。
うまいこと考えたなあ・・・と思わず見とれてしまいました。
店長的には夜のシーンに感動。実物どおりにランプ類が光って再現されているのはキレイでした。
オリジナル商品でいずれはこういうのを作りたいな・・・と思いました。
全てを紹介するととんでもないことになりますので、また続きは日を改めて・・・。
帰りはハンブルク中央駅からドイツの新幹線ICEで、ハイデルベルグまで直行便で帰りました。
残念ながらやってきたのはICE1という初期型で、この6月には最新型のICE4に変わる予定だそうです。
さすがに老朽化が激しく、車内の窓枠は剥げがありパソコンなどの充電システムやスポットライトおよび情報案内LCDは故障中という散々な状態。
顧客サービスにかかわる部分は故障してても、安全に影響がない限りはそのまま運行するという姿勢なのですね。
最高270kmくらいまで出していましたが、車内はびっくりするくらい揺れていました。
ICE3やICE-Tではそれほど揺れている感じではなかったので、やはり老朽化なのでしょうか?
明日はいよいよ日本に帰国いたします。
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