2018年を振り返って・・・
29日から棚卸のためお店を休ませていただいております店長です。
本日は2018年最後の日ということで1年を振り返ってみたいと思います。
今年はお盆のころまでは商品が売れて売り上げも良く、お店の景気もここ数年で一番な感じでした。
おそらく地元を走る近鉄電車の製品が各社からいろいろ発売されたおかげだと思います。
そのまま年末まで売上が維持できればいい感じだったのですが、そうは問屋が卸さず・・・。
9月以降は新製品に恵まれなかったこともあり毎月前年割れという事態に。
これは去年と同じですね。後半で失速するのはイヤなものです。
特製品や中古品はあまり変わらず比較的好調でしたから、特に新品製品が売れなかったというのが実感です。
あいかわらずメーカーから発売される新製品頼りなのが、お店の実態ですね。
来年はもう少し頑張って、オリジナル商品や特製品の拡充に努めて経営を改善していきたいと思います。
あまり良い話題ではありませんでしたので、今年の締めくくりは違う話題にしましょう。
近頃、お客様からよく話題にされるのが、店長の模型遍歴についてです。
特に子供さんから「どんな電車が好きですか?」と質問されることが多く、だいたいはお店の前を走る近鉄電車が好きだよ、と答えています。
しかしながら、よく考えてみると模型を始めたキッカケは全然違うわけでして・・・。
店長は小学生から中学生の頃までは、かなり変わった嗜好をしていました。
電車よりも気動車のエンジン音が好きで、錆びたレールの終端部や廃線跡が大好きなハッキリ言ってヘンな子供でした。
そのあたりのことは自分でも自覚していたようで(笑)、当時創刊されたレールマガジンのトワイライトゾーンのようなものばかり読んでいたことを思い出します。
放課後、クラスの同級生どうしで行う鉄道模型の運転会でも店長は気動車ばかり走らせていました。
当然、集めだしたNゲージも周りの友達は普通に電車編成ばかりでしたが、店長は気動車だらけであだ名は「気動車区」なんて呼ばれていました。
高校生となった頃には当時、藤井寺のジャスコ専門店街にあったツバサ模型さんに入り浸るようになり、近鉄電車にも手を出すようになりました。
但し、当時発売されていた近鉄のNゲージはほとんど「エンドウ」製の真鍮製品ばかりで、それにカトーおよびトミックスのアーバンライナーやビスタカーがあるという程度でした。
大学を卒業して社会に出てからしばらくは、クルマ業界に就職したということもあり鉄道模型趣味から遠ざかっていたのですが・・・。
あいかわらず気動車とディーゼル機関車だけは細々と購入していました。
エンジンという同じ内燃機関を扱うものどうしゆえに、クルマ業界に居ながらも続けらえたのかも。
8年近く鉄道模型から離れている間はヨットに乗ったり、サバイバルゲームに嵌ったりとアウトドア志向となり。
その間、トミックスにはTNカプラーが登場、カトーはDCCに力を入れだし、鉄道業界は碓井峠が人気絶頂という噂を聞きながら過ごしていました。
ぼちぼちながらもDCCや外国型に興味を持ち出したのはこの頃です。
鉄道模型趣味からやや離れていたものの、雑誌だけは見て情報収集はしており、マイクロエースから新製品として発売されたDD16の購入をキッカケに再び模型趣味を本格的に再開することに。
自宅の近くに鉄道模型店ができたということもあって、そこからは店長の趣味人生は鉄道模型一色になりました。
コレクションも気動車と近鉄電車だけではなく、新幹線や外国型まで手を出しており関東私鉄以外は何でもありという状態でした。
一時期は6000両近い模型車両を所有したこともありましたが、さすがにそこまであると管理が行き届かず・・・。
遊ぶというよりだた所有するだけという虚しさに気づいてからは売却を始め、改造や加工を模型趣味の中心とするようになりました。
その後、縁があってもけいや松原をOPENして現在に至るというわけです。
独身時代は自由気ままに模型を増やしてきましたが、結婚後は家族との取り決めで増やすときは同じ両数の模型車両を売却するというルールを制定。
増えすぎないよう注意しながら努力しているのですが・・・、新しいものが次々に発売されるので苦労しています。(笑)
というわけで、1年間ご愛顧ありがとうございました。
来年も変わらず「もけいや松原」を宜しくお願いいたします。