ムサシノモデルのOJゲージ、EF66国鉄色にDCCサウンドデコーダーを新しい方法で組み込みました。
ムサシノモデルのOJゲージ、EF66国鉄色にDCCサウンドデコーダーを新しい方法で組み込みました。
OJゲージのEF66には今までに3両ほど、ご依頼を受けて組み込んだことがあるのですが・・・。
当店はOJゲージの販売を取り扱っていないため、テスト用レールもなく試験には苦労していました。
そこで今回からは簡単にテストを行えるよう、組み込みには秘策を考えてあります。
今回はお客様からのご依頼で永末システム製の新型電機用サウンドデコーダーを組み込み。
モーターは実車と同じ位置に合計6個搭載されていますが、さすがにHO用のDCCデコーダーではモーターを2個制御するのが限界となります。
そこで残りの4個は勿体無いですが、配線を撤去してダミー化させていただきました。
ヘッドライト・キャブライト・テールライトはDCCのファンクションで個別制御させるために、元の製品から全て配線をやり換えました。
今回からはテストを簡単に行えるようにするため、試験用のコードを元から製品に存在しているライトスイッチ用の穴を使って設置してみました。
写真のように、このコードへコントローラーからの制御線をつなげると線路に置かなくても各種のテストが可能になります。
試験用コードの先端にゴムキャップをかぶせればパンタの下へ収納ができますので、見た目にも問題はありません。
永末システム製のサウンドデコーダーを使用しましたので、通常のHO製品と同じようにF0でヘッドライトON/OFF、F1でテールライトのON/OFF、F3でキャブライトのON/OFFができます。
もちろん写真のようにF7で入換標識灯の点灯も可能。
ちなみに今回の工賃は組込工賃50000円、デコーダー代15000円、ライト類の個別制御配線工賃15000円の合計8万円にて承りました。
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