Nゲージのアメリカ形、アムトラックのタルゴ客車をグレードアップ加工中です。(その1)
Nゲージのアメリカ形、アムトラックのタルゴ客車をグレードアップ加工中です。(その1)
タルゴという名から分かる通りスペインの客車をアメリカへ持ち込んだもので、実車は現在でもいろいろ改造されて「カスケード」という名称で活躍中。
模型もスペインのメーカーが製造・発売しているのですが、カラーリングだけアムトラック仕様にしたいわゆる「タイプ」商品なのが残念なところ。
そこで、グレードアップついでに現在の活躍中の「カスケード」仕様に加工しようというわけです。
「カスケード」については下記のリンク先に詳しく掲載されていますので、参考にどうぞ。
http://www.trainweb.org/usarail/cascades.htm
カスケードと同じように14両編成とするために、同じメーカー製のスペインのタルゴを中古で買い集めました。
中古なのでカラーリングはバラバラですが、再塗装しますから問題はありません。
機関車だけはカスケード牽引用のものを前から持っていたので、そのまま流用します。
左の写真が実車のカスケード客車、右の写真が現在の模型の状態です。
とても同じものとは思えないくらい改造されていますね。
加工は大変そうですが、やりがいがありそうです・・・。(笑)
まずは外観で一番目立つところ、フィンと呼ばれる機関車との高低差をやわらげるカバーのようなものを作りましょう。
緩くカーブしている構造体であり同じ形のものを前後で2つずつ、合計4個もフルスクラッチで作る自信はありません。
そこで手頃な既製品から探し出して、カトーの半径150mmのユニトラック線路をベースに使うことにしました。
1本150円くらいなので、もったいない気もしますが素材としては手頃でしょう。
まずは不要なレールを引き抜いて、表面をヤスリかけして平らにします。
後は手元の資料をもとに長さを計算して、必要なフィンとなる部分だけを切り出しました。
写真のとおり、思っていたより簡単に作れましたね。
細かいところを修正すれば、十分に使い物となるでしょう。
長くなりますので続きは後日です。
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