カトーの221系をリニューアル車に改造中(その1)。
カトーの221系をリニューアル車に改造中(その1)。
少し前に傷ありの初回製品のものをお店で中古として買い取りました。
写真の車両なのですが、初回製品なので青いJRマークがありません。
傷があることもあり、このままでは店頭での販売は難しいな・・・と思っていました。
ところが、先月の定休日にレールクラフト阿波座さんへ遊びに行ったところ、「221系用転落防止幌」という便利なものを見つけました。
これがあるならこの初回製品をタネ車にリニューアル車を作ってみようと考えた次第です。
前面にJRマークがないので、わざわざ消す必要がなくリニューアル車のタネ車には最適です。
しかも初回製品は青い帯の色が少し濃いので、これも現行製品よりはリニューアル車に近い色味です。
まずは、リニューアル車の白いヘッドライトを再現するため、タネ車のライトユニットを全て撤去。
写真のように元のライトユニット基盤を上下逆さまにして、白色チップLEDを左右に取り付けました。
テールライトは遮光を容易にするため、車体側に赤色チップLEDを直接接着する予定です。
リニューアル車の一番の特徴となるライトの周辺は慎重に加工します。
最初にライトの中にある桟を撤去してヘッドライトとテールライトを一体化します。
次にライト周りにあるブラックアウト部をGMカラーのトニーベージュを数回タッチアップして消してしまいます。
少し色味が異なりますが、塗布面積が小さいので肉眼ではそれほど違和感がありません。
乾燥後に改めてライトの中だけ、車体側にはみ出さないよう注意深く黒色を塗っておきます。
221系の初回製品は保管する環境によっては白いボディーが黄ばみやすいのと、帯がよく剥がれることで有名です。
それらの対策と先頭車側面に印刷されていない小さな青いJRマークをインレタで貼り付けたので、その保護も兼ねて全車両に艶ありのクリアコートを塗装しました。
長くなりそうなので続きは後日に・・・。
« ワールド工芸の上田交通EB4111のヘッドライトが点灯する組立塗装済特製品を14800円で販売します。 | トップページ | カトーの221系をリニューアル車に改造中(その2)。 »
「製作日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 岩橋商会の真鍮キット、広電3950形を組立中。(その7)(2023.11.27)
- 岩橋商会の真鍮キット、広電3950形を組立中。(その6)(2023.11.26)