ネコパブのHOゲージ、名鉄7000系の限定スペシャルセットをDCCサウンド化しました。
ネコパブのHOゲージ、名鉄7000系の限定スペシャルセットをDCCサウンド化しました。
というのも、限定セットに同梱されていたミュージックホーンサウンドユニットに納得がいかなかったからです。
アナログで運用することが前提なので仕方ない面もありますが、起動時に再生されたあとは走行中のみ自動的に2分ごとに鳴るという仕様というのはあまりにもおもちゃっぽい・・・。
せめてリモコンでも付属して、任意のタイミングでミュージックホーンが鳴らせるようにしていただきたかったです。
また、写真のように先頭車に装着するよう設計されている点も不満。
ミュージックホーンは先頭車から鳴っていなければ、明らかに違和感がありますので良いのですが・・・。
後進時は最後尾車両から鳴っているのが聞こえるということに。
この点をDCC化によって改善したいと思います。
ミュージックホーンの基盤は両方の先頭車に搭載しますから、残りの中間車にサウンドデコーダーを載せます。
といっても、車内は椅子まで完全に再現されていますから、デコーダー搭載に使える空間は床下のみ。
スペースがありませんから動力車にはモーター制御用として、カトーのフレンドリーデコーダーを搭載。
残りの中間車にサウンドデコーダーとスピーカーを床下に載せました。
線路とのクリアランスを確認するため横から撮影してみましたが、いかがでしょうか?
何とかサウンドデコーダーは床下機器の陰に収まっているのが分かるかと思います。
付属のミュージックホーンサウンドユニットはそのまま使わずに、DCC対応のため大改造のうえで両先頭車にユニットと再生用のスピーカーを搭載してみました。
こちらも線路とのクリアランスを確認するため横から撮影してみましたが、いかがでしょう?
F1ボタンで偶数車側先頭車(パンタつき)のスピーカーから、F3ボタンで奇数車側先頭車(パンタなし)のスピーカーからミュージックホーンが鳴るようにしてあります。
サウンドデコーダーとは別にスピーカーを搭載していますから、実車のようにミュージックホーンを鳴らしつつ、中間車のサウンドスピーカーからタイフォンを鳴らすという芸当が可能です。
結果的に4両のうち3両にスピーカーを装備するという、大変贅沢なパノラマカーになりましたね。
デコーダーについても、先頭車にミュージックホーン制御用とライト制御用に2個ずつ使っていますから、中間車に搭載したモーター制御用とサウンドデコーダーを含めて4両編成に合計6個のデコーダーを使っています。
デモ動画を載せましたので興味がある方はどうぞご覧ください。
DCC制御ミュージックホーンのデモ動画(著作権などの関係でコピーを防ぐため、動画では音量を小さくしてあります。)
https://www.youtube.com/watch?v=Otao3YbpV_k
DCCサウンド走行デモ1(発車→前進)
https://www.youtube.com/watch?v=8Xh8fgpgKV0
DCCサウンド走行デモ2(後進側通過)
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