ネコパブのHOゲージ、名鉄7000系の限定スペシャルセットが完成しました。
ネコパブのHOゲージ、名鉄7000系の限定スペシャルセットが完成しました。
限定セットに同梱されていた純正のライトユニットと室内灯を取り付けてあります。
かなり明るい室内灯のため、見栄えを考慮してボディ内側には内装色を塗装しました。
純正の室内灯は少々高価なのが難点ですが、床板の集電部とはコネクターで接続されますので整備性が良くなります。
プラスチックで出来たボディを少し広げて、ツメにかかるよう床板をはめ込んだら完成です。
上部のヘッドライトの間にあるパノラマアイは、製品そのままだと穴が開いておらず見栄えがイマイチでした。
そこで実車と同じように、ピンバイスで穴を開けたうえで光ファイバーを加工したレンズを入れております。
ちゃんと貫通していますから、覗き込むと向こう側が透けて見えるようになっています。
純正のライトユニットを使っていますので、後進にすると下部のヘッドライトが赤いテールライトに切り替わります。
真ん中にある行先表示器も実車と同じように白く点灯しているのが良い感じです。
同梱されている看板仕様の行先表示板に交換できるよう、両面テープを使ってボディにはめ込みました。少し硬い目なので走行中に外れる心配はないかと思います。
明るい室内灯のおかげか床板までよく見えますね。
ブラウンに塗装した椅子とともに、あえて手塗りで質感を出した白い枕カバーが良い感じになりました。
ここまで出来ていると人間を座らせたくなりますね。
ボディと床板はツメで固定されているだけなので、あとから簡単に乗せることができます。
この製品の特徴というかセールスポイントに、運転席へ上がる外側のステップに仕込まれた小さなライトが実車と同じように点灯するというものがありました。
しかしながら製品そのままではほとんど点灯しているのが見えません。
そこで光源から遠くなってしまう一番下のステップへは、極小のチップLEDを追加して直接照らすように改造してみました。
光源に近い一番上のステップ以外は、写真のように光ファイバーを用いて導光してあります。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、写真のように何とか分かる程度に光るようになりました。
全車ともDCC対応の加工を施していますので、DCCコントローラーのファンクションボタンによりF0でヘッド&テールライトが自動切替で点灯、F1で偶数車側先頭車のミュージックホーンが鳴り、F2で中間車に装備したサウンドデコーダーからタイフォンが鳴り、F3で奇数車側先頭車のミュージックホーンが鳴ります。
ただし、室内灯に関してはファンクションの空きがない点とON/OFFする意味があまりあありませんので、アナログと同じく通電させると点灯するようになっています。
完成後にDCCでテスト走行させると、線路の状態によって集電があまり良くなくサウンドが途切れがちでした。
おそらく台車が片軸集電になっているのと、プラスチックボディなので少し軽いからなのでしょう。
そこで、少し高くついてしまいましたがIMONの通電カプラーを全車に導入して集電効果をUPさせました。
おかげでサウンドも途切れることなく、室内灯やヘッドライトのちらつきもほぼなくなりました。
値段も記録更新ですが、作業時間も記録を更新した大変やりがいのあったキットです。
窓枠の塗装などかなり面倒くさい作業があるので、できればもう作りたくないキットでもありますね。(笑)
デモ動画を載せましたので興味がある方はどうぞご覧ください。(昨日掲載分と同じ)
DCC制御ミュージックホーンのデモ動画(著作権などの関係でコピーを防ぐため、動画では音量を小さくしてあります。)
https://www.youtube.com/watch?v=Otao3YbpV_k
DCCサウンド走行デモ1(発車→前進)
https://www.youtube.com/watch?v=8Xh8fgpgKV0
DCCサウンド走行デモ2(後進側通過)
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