エンドウ製のHOゲージ、富山ライトレールのライト&室内灯点灯化ができました。
エンドウ製のHOゲージ、富山ライトレールのライト&室内灯点灯化ができました。
光漏れを防ぐため車内をできるだけ遮光テープで覆い、前面のライトも点灯するよう穴を開けました。
開けた穴にヘッドライト用の光ファイバーを加工したレンズを入れてあります。
テールライトは横長の特徴ある形なので、リューターでおおまかに削ったあとヤスリで灯具部分を凹ませています。
車体の内側にはあらかじめ自作してあった室内灯基盤を入れました。
短い車体なので点灯するLEDは2箇所で十分です。
オマケとして方向幕が点灯するよう、幕の裏あたりにチップLEDを極細コードで伸ばしてあります。
ただ、方向幕のシールが思っていたよりも厚みがあったので、かろうじて光っているのが分かるという程度ですが・・・。
ボディ側とはうすいシール状の金属板で接点するようにしてあります。
連結面側が室内灯用の接点で、運転席側がライト類の接点になります。
こうしておくと分解整備が容易なのと、不必要に車内にコードが見えなくなるので見た目が良くなります。
ボディ内に収める運転席パーツにライト用のチップLEDを取り付けました。
こちらもほとんど空間がないので極小のチップLEDを用いてあります。
ちなみにヘッドライト用LEDは上下4灯になっていますが、下段のものはフォグランプ用となります。
実車は消灯していることも多いようですが、せっかくなのでヘッドライトと一緒に点灯するようにいたしました。
分解整備できなくなるので、できれば接着は避けたかったのですが・・・。
クリアボディには固定用の爪がないという構造上いたしかたありません。
メーカーさんにはぜひとも改良をお願いしたいところですね。
ちなみにテールライトは0.4mm厚の透明プラ板で灯具を表現しています。
ライトにレンズが入っただけで、ずいぶんと見た目がよくなりますね。
さすがにHOゲージで、ライトの印刷表現はダメでしょう・・・。プラレールじゃないんだから。(笑)
配線に工夫したので、外からは余計なコード類がほとんど見えません。
停車状態でも点灯している室内灯が分かりやすいよう暗い場所で撮影してみました。
良い感じでライトと室内灯が点灯していますね。
エンドウ製の富山ライトレールの点灯化については、これまで何度もお客様から可能かどうか問い合わせがあり、ぜひ挑戦してみたかった案件でした。
格安の中古品が手に入ったのでこうして試すことができ、ようやく肩の荷が降りた気がします。
ちなみに持ち込みでも本日から同じ加工は承っております。
料金は室内灯の点灯化が1編成1万円、ライトの点灯化が1編成2万円となります。
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