ドイツ旅行中に見たジンスハイム交通博物館の航空機
10月13日から10日間お店を休業させていただき、改装工事をしている間に店長は妹が住んでいるドイツのハイデルベルクへ母と1歳の娘の3人で行ってきました。
帰国してから2週間、ようやく写真の整理ができましたので、数日に分けて少し紹介させていただきたいと思います。
今日は「ドイツ旅行中に見たジンスハイム交通博物館の航空機」というテーマで紹介。
ドイツ滞在中いろいろなところへ行きましたが、帰国してみて一番思い出に残っているのがハイデルベルクから電車で40分ほどのところにあった「ジンスハイム交通博物館」でした。
ジンスハイムアリーナという博物館前の駅から歩いて向かったのですが、入口前で出くわした光景がこちらの写真。
とんでもない恰好で展示されている戦闘機が手前にあり、その向こうには目的のコンコルドとツポレフTu-144がいる光景。
夢の中にいるような感覚を覚えて思わず足を止め、しばらく見入ってしまいました。
さらに中に入っていくと建物の上にも写真のようにいろんな飛行機が・・・。
アメリカ映画の1シーンのような光景ですね。
着陸に失敗して建物に接触しているみたい。
しかもどの飛行機も結構大きいし・・・。
鉄道の操重車と、吊り上げられているSLです。
展示方法も大胆で、思わず目を惹きますね。
台風とか竜巻が来ない国だから可能な展示方法でしょう。
地震がない国だから良いのでしょうけど・・・。
なんというか、こちらも大胆な展示の仕方で。
日本ではこんな展示方法は認められないでしょうね。
機内の様子はドイツ滞在中に現地から更新した記事に掲載しましたので、今回はコクピットの様子を。
入室できないよう透明な板でブロックされており、その手前から撮影しましたので少々見づらいのはお許しください。
古い飛行機なのでアナログ計器ばかりですが、変わった形の操縦桿がカッコイイですね。
この飛行機がマッハ2の超音速で実際に飛行していたと思うと感慨深いものがありました。
隣に展示されていたソ連版のコンコルドこと、ツポレフTu-144です。
角度的にこれから離陸するような感じの、良い写真が撮れました。
まあ、後ろにくっついている螺旋階段と支えの支柱がなければの話ですが・・・。
こうして見ると似ていると言われながら、コンコルドとはデザインが異なっているのがよく分かります。
なんというかチープというか・・・、マッハを越えて飛行する割に非常に不安に思わせる内装です。
さすがに現役時はもう少し内装が施されていたとは思いますけどね。
少なくとも店長はこんなのに乗ってマッハを超えたいとは思いません。
コンコルドより計器類が少ないように感じましたが、大丈夫なんでしょうか?
中にある無線機器なんかもリレーとかが剥き出しで、コンコルドよりずっと古めかしい感じがして心配になりました。
さまざまな秘密を守るため退役時には、汎用品へと撤去・交換されているのかも知れませんね。
建物の屋上には四角い機体とコルゲートが特徴のユンカースが展示されていました。
近くで見ると東急の電車か、南海6000系みたいです。(笑)
なんとなく、鉄道ファンとして親しみがわきました。
座席が撤去されているので、構造がよく分かる機内となっています。
後ろにある荷物室の中を覗くと、折り畳み式のパイプ椅子が重ねてありました。
まさか、パイプ椅子が座席だったとか・・・。そんなわけはないですね。
なんだか宮崎駿のアニメに出てきそうな雰囲気で。
デザイン的にいいな・・・とは思いましたが、これを操縦して飛びたいとは思えませんね。
なんだかすべてが不安になるような感じでしょうか。
長くなってしまいましたので他の展示物はまた明日、紹介させていただきます。
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