店長は休暇中その4、コンコルドを見学。
13日からお店を休業させていただき、妹が住んでいるドイツのハイデルベルクへ母と1歳の娘との3人で行っている店長です。
滞在中の8日間、居候させてもらっている妹が住むアパートのすぐ横にあるスーパーです。
旅行中、あちこちの街で同じスーパーを列車から見かけたので、相当大きなチェーン店なのでしょう。
ドイツにはコンビニというものがありませんので、その代わりのようなものと妹は言っておりました。
例えるなら冷蔵庫の代わりだそうです・・・。
そういえば小学生になる姪っ子の部屋で面白いものを見つけました。
ハイデルベルク周辺の路面電車やバスを運営する「ライン・ネッカー交通公社」発行のルールブックが教科書になっているそうです。
写真のように交通機関に対する注意事項だけにとどまらず、時刻表の見方など結構詳細なことが記載されていて、先生ではなく公社の方が授業として教えに来るとのこと。
なんだか考え方がドイツらしいというか、子供を守る良いシステムだなと感じた次第です。
前置きが長くなってしまいましたが、今日は店長一人だけでコンコルドを見に行きたいと思います。
ハイデルベルクから電車で40分ほどのところにあるジンスハイムという街に大きな交通博物館があり、退役したコンコルドの実機が展示されています。
いつものように乗車する電車の写真を撮ろうとスタンバイしていたのですが、発車寸前まで先頭のはずなのにテールライトが点灯したままになっていました。
ギリギリまでヘッドライトに切り替わるのを待っていたのですが、1時間に1本しか列車がありませんから乗り遅れないようあきらめました。残念・・・。
交通博物館の目の前にジンスハイムアリーナという駅があり、すぐ向こうにはお目当てのコンコルドが見えております。
1994年の関西国際空港の開港時に飛来したコンコルドを見て以来、ずっと見たかった実物です。
しかもコンコルドそっくりのため、「コンコルドスキー」というあだ名をつけられたソビエトのツポレフTU-144も隣に並んでいます。
入り口に着いてみると、こんな感じでいろいろな航空機に混じって飛行状態で展示されていました。
なかなか強引な展示手法というか、これは安全なのでしょうか?
まあ、ドイツで認められているのだから大丈夫なんでしょうけど・・・。
機外に設置された階段を使って機内に入れるようです。
上昇姿勢のまま展示されているので、機内はものすごい傾斜が付いています。
例えるなら、まるで公園にある滑り台を上っていくようです。
しかも歩くだけで僅かですがグラグラ揺れるので、なかなか怖いです。
ちなみに隣のツポレフの方は、内装がなんだか貧乏くさい(笑)のでもっとスリルが味わえました。
交通博物館というだけあって館内には、鉄道車両・自動車・バイクなど数えきれないくらいたくさんの展示品がありました。
変わったものが好きな店長は、もちろん写真のように変わったものだけ撮影しまくりました。(笑)
レッドブルのジェットスーツです。
何年か前にCMで流れていたのでご存知の方も多いと思いますが、このジェットスーツを人間が背負って、文字通りジェット機のように空を自由自在に飛行するもの。
もちろん羽の下には小型のジェットエンジンが付いております。
まさかこんなものまで見ることができるなんて・・・。
屋外展示場をさらに奥へすすむと、まるで隠すようにヒッソリと戦車がいっぱい飾られています。
ドイツらしい何か理由はあるのでしょうけど、本当に隠すように展示されていますので知らなければ通り過ぎてしまいそうです。
こういうものが好きな方にはたまらない交通博物館かもしれません。
店長も現代のものに限りますが、ドイツ軍の軍用車両が大好きで模型もいろいろ持っておりますから興味津々で見学させていただきました。
一番奥の寂しいエリアには、店長の大好きなM2自走浮橋「アリゲーター」が展示されていることに驚き。
読んで字のごとく川などで浮くことができる水陸両用車です。
背中にある構造材を展開することで戦車などを載せて川を渡るもので、そのワニのような姿から「アリゲーター」と呼ばれています。
こんなマニアックなものまで展示されていることは知らなかったので、非常に満足度の高い1日となりました。
この調子で明日もがんばって、ブログを更新させていただきたいと思います。
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