ムサシノモデル製OJゲージのDD51国鉄色に永末システム製DCCサウンドデコーダーを組み込みました。
ムサシノモデル製OJゲージのDD51国鉄色に永末システム製DCCサウンドデコーダーを組み込みました。
比較のため他のゲージのDD51と並べてみました。左がOJ、中央がHO、右端がNです。
ただ、大きなOJゲージと言ってもNゲージやHOゲージと同じく12Vの電源で動作いたします。
動作に関する大まかな構造や理論は同じなので、知識があればDCC化も可能です。
しかしながら需要が少ないためかOJゲージ用として販売されているサウンドデコーダはほとんどありませんので、今回は永末システム製のHOゲージ用DCCサウンドデコーダーを組み込むご依頼です。
さすがに、あらかじめテールライト・キャブライトが組み込まれているので作業的にはほとんど配線するだけなのですが、少々特殊な取り回し方をされています。
そこでDCCの標準規格に沿った配線に交換、色も分かりやすいものに変えてDCCデコーダーに接続できるようにしました。
配線が多いように見えますが、大きさが大きいだけに内部空間に余裕がありますので、何の問題もありません。こういう配線加工は大きい模型の方が気が楽ですね。
ムサシノモデルのOJゲージDD51は何台かDCC加工させていただいているので、内容もよく分かっているつもりでしたが・・・。
今回の作業で初めて、運転台の窓が開閉できることに気づきました。(汗)
さすがに大きい模型は違いますね。運転台のハンドルも含めて細かいところまで完成度が素晴らしいです。
ただ、値段も車が買えてしまうくらい高価なものなので店長には手が出せません。
HO用のデコーダーを使っていますので、モーターへの出力が2個までしか対応できません。
残念ながらエンジンフード内にあるファン回転用のモーターを入れると4個となってしまい、デコーダーの定格を超えてしまいます。
テスト時もファンの回転動作が不安定でしたので、電池などで別電源とした方が良いかと思われます。
お客様にはあらかじめこの点を説明済みなので、デコーダーからの配線を外せるようにしてあります。
ちなみに今回は組込工賃としてデコーダー代込み67000円にて承りました。
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