トミックスのキロ65ゆぅトピア和倉にモーターユニットを組み込んで自走できるようにM車化してみました。
トミックスのキロ65ゆぅトピア和倉にモーターユニットを組み込んで自走できるようにM車化してみました。
いろいろ調べた結果、同じトミックスのキハ180の動力ユニットを流用することに決めました。
床下機器・台車がほぼ同じな点と、同じメーカー製の方がなんとなく良いかな・・・と。
マイクロエースのエーデルが同じキハ65をタネ車にしているので都合が良かったのですが、エーデルからモーターを抜いてトレーラーにするのはさすがに気が進みませんからね。
幸いにも同じメーカなので、キロ65の窓ガラスパーツと動力ユニットの干渉する部分を切り取るだけで動力ユニットは簡単に収まりました。
写真の手前がとりあえず収めてみた様子です。前面のヘッドライト周り・スカート・展望室がまだできていませんが見た感じは問題なさそうです。
今回はたまたま手元にあった余剰のキハ180を使いました。
はまかぜ色なのは室内のイスの色が似ているからという単純な理由ですが、もちろん国鉄色でも構いません。
トミックスのキロ65は展望室をリアルに再現するため、ライトユニットを含む床下パーツが特殊な構造になっています。
物理的に元のライトユニットを用いたまま動力ユニットを収めることは不可能なのです。
多くの人がモーター化に挑戦しながらも、断念している理由はここですね。
頭の中で考えてみても仕方がないので、とりあえず干渉する箇所を削りまくってみました。
写真のように削れば、とりあえずライトユニットなしで動力ユニットを収めることができました。
動力ユニットの前方にあるダイカスト剥き出しの部分が、車体に収まっているライト&スカートパーツに嵌まることで動力ユニットが固定できています。
動力化したキロ65のライトはまだ点灯しませんが、写真のようにモーター化は完了です。
この状態で試走もしてみましたが、車高も含めて問題はありませんでした。
ライトの点灯化を見送ればこれで完成なのですが、せっかく2両で自走するようになりましたので点灯化にも挑戦いたします。
既存のライトユニットはスペースが狭くて、どう考えても流用できません。
そこで写真のようにオリジナルのライトユニットを自作しました。
かなりスペースが狭いので、収まるように作るのは大変です。
試しにライトユニットを5個制作した中で使えるのは2個だけでした。
しかも上部にあるヘッドライトの光源は動力ユニットの中に設ける必要がありますので、とにかく大変です。
あまり電圧を上げると動き出してしまいますので、ライトの点灯は若干暗めに写っています。
普通に走行させるとヘッドマークと一緒にヘッド・テールともライトは明るく点灯します。
製品オリジナルよりも明るく点灯するようになりました。
キハ180の動力ユニットを流用したためキロ65とは床下機器の配置・台車とも少し異なりますが、見た目には違和感がなく仕上がっております。
せっかくの良い出来の展望室もほぼ製品オリジナルのまま再現することができました。
ちなみに要望があれば同じ加工でモーター化を承っております。
工賃はライト非点灯になりますが、動力ユニットの組込のみ1両5000円(キハ180動力ユニットは1個だけなら在庫がございますが、別途ご用意ください。)、上部ヘッドライトの点灯化1両2500円、下部ヘッドライト&ヘッドマーク&テールライトの点灯化1両5000円となります。
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