HOゲージのアメリカ形機関車、アムトラックのF40PHをグレードアップ加工中です。
HOゲージのアメリカ形機関車、アムトラックのF40PHをグレードアップ加工中です。
これは店長の私物なのですが、何年も前に某鉄道模型店で格安の中古品として売られていたものです。
アムトラックの機関車としては定番で人気のある機関車のハズなのですが、なぜか当時は走行歴はかなりあったものの1両8000円~1万円くらいと相場が低く手に入れやすかったように思います。
その理由は簡単で、実車には存在するハズの注意喚起用の交互点滅ヘッドライト(通称ディッチライト)が再現されていないからでしょう。たぶん・・・。
本来はヘッドライトの下部、スカートの上部にあたる箇所へ左右に2灯あるはずが、どちらの製品も見事に省略されています。
そこで、今回はお店が暇なのを利用してグレードアップしてみようということです。
ボディを開けてみると購入後すぐに、自作のDCCデコーダーを組み込んでデジタル化していたようです。
開けるまで忘れていました・・・。(笑)
どちらも幸いなことにボンネット下部にディッチライトを取り付けるスペースは、かろうじてあるようです。
ただ、少しだけダイカストを削ってスペースを増やす必要はありそうですが・・・。
ライトにつながっている配線を取り外して、作業しやすいようボディだけにしました。
両方とも同じ車両をモデル化しているハズなのですが、メーカーが違うのでボンネットの高さが異なります。
塗装に合わせてデフォルメされているようで、同じ位置にディッチライトを取り付けるとヘンな感じになりそうですね。
今でも見ることができる最新の塗装の方はウォルサーズというメーカーの製品です。
こちらは実車と同じ位置に、ディッチライトの穴を開けることができました。
右側に置いているチップLEDをそのまま埋め込む予定なので、角ヤスリで慎重に穴を広げて大きさを微調整いたしました。
今はもう見られない旧塗装のほうはバックマンというメーカーの製品です。
こちらは塗装とボディの形が少し合っていないので、実車と同じ位置に穴を開けるとイメージが変わってしまいます。
そこで、塗装に合わせて少し下側に穴を開けてみました。
先の機関車と同じくチップLEDを組み込むために慎重に穴を開けました。
上手くいくかどうか、続きは後日です。
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