貼るダケシリーズの新製品、軍用滑走路シートを1枚216円にて本日5月1日より販売開始します。
貼るダケシリーズの新製品、軍用滑走路シートを1枚216円にて本日5月1日より販売開始します。
写真のようにA4サイズの用紙に印刷しての販売となります。必要な部分だけ切り取って両面テープで貼り付けてご利用下さい。
全部で10種類のラインナップとなっています。かなり大きな面積が必要となり現実的ではありませんが、それぞれを組み合わせることで空港全体を作成することも可能です。
小型機が多い1/144サイズ、大型機が多い1/200サイズの航空機モデルのどちらでも利用できるようハイブリッドタイプとして設計いたしました。
写真のように、こういうシートは空港の模型として機能させるよりも、航空機モデルを飾るディスプレイ台としての用途になると考えています。
そこで主役となる航空機の迫力を出すために、違和感がないよう多少小さめに作らせていただいており、同じ滑走路でも置く飛行機のサイズによって広さ(幅)が違って見えます。
ちなみに日本の主な空港でコンクリート舗装された滑走路を用いた民間空港として、千歳空港(一部の滑走路のみ)・小松空港・岩国空港が有名です。
いずれも自衛隊や米軍の基地と共用になっており、民間の航空機しか発着しない空港においてコンクリート舗装された滑走路は、わが国では存在しないようです。
民間機として定期便が発着しない軍用空港では、松島基地・百里基地・横田基地・厚木基地・浜松基地・築城基地・嘉手納基地の滑走路がコンクリート製となっています。
ただし、これらの空港でも過走帯標識からコンクリート舗装されているのは小松基地・岩国基地・築城基地くらいで、ほとんどの空港は通常の状態で航空機が入る末端標識からコンクリート舗装となっているようです。
なかでも面白いのは嘉手納基地で、大きな滑走路にもかかわらず離陸時のアフターバーナーの影響が大きい滑走路の端だけコンクリート舗装になっていて、滑走路のほとんどがアスファルトになっています。
画像のようにそれぞれを組み合わせて滑走路を再現したり、必要な部分だけ組み合わせてお使いください。滑走路は法律で細かく規定されており、組み合わせる際は順序に注意してください。
簡単に説明すると一番左端のゼブラマークは「過走帯標識」といって、オーバーランなどの際の進入用(通常は進入不可)として滑走路の端にあります。その右の横断歩道のような標識は「末端標識」といって、通常時に進入可能な滑走路の末端を表しています。その横の数字は滑走路番号と呼ばれるもので、真北を00として10度ごとに時計回りに36まで、方角の向きによって番号が付けられています。中央の漢数字の「二」のような標識は「接地帯標識」といって、航空機に対し着地に最適な位置を示すものです。その右にあるひときわ太い標識は「主接地帯」といって、大きな空港等にみられる接地帯です。
写真のようにパネルに貼り付けるだけで、リアルな滑走路のジオラマが出来上がります。
前回も少しお話ししましたが、アフターバーナーを用いる軍用機の離陸に対応するため、コンクリートで舗装されたものを今回は再現しました。
以前からお客様より、軍用機に似合うコンクリート舗装の滑走路が欲しいと要望をいただいていましたので、今回発売させていただいた次第です。
ここで、簡単にアフターバーナーについて説明すると、ジェットエンジンが排出したガスに、再び燃料を注いで燃焼させて大きな推力を得る装置のことをアフターバーナーと言い、音速域での飛行や空中機動戦の際に用いられるのが有名ですが、空母からの発艦、重量輸送機の離陸や緊急発進時にも機種によっては装備の上で使われます。
通常のアスファルト舗装ではアフターバーナーの排熱で溶けることがあるので、軍用機の発着する空港ではコンクリート舗装されていることが多いようです。
ではなぜ民間空港ではアスファルト舗装が多いのか?それはコンクリート舗装にはコストがかかるという大きな理由があります。
また、滑走路のような代替えが効かないものの場合、コンクリートだと乾燥させる時間がアスファルトより長いため、一晩のうちに補修させることが難しいといった問題もあり、丈夫さでは劣っていてもアスファルト舗装が多用されている理由にもなっています。ただし、代替の効く駐機場などでは丈夫さを優先させて、主要空港ではコンクリート舗装が多いようです。
詳しくは当店ホームページ内の滑走路シートのページをご覧ください。
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