余部鉄橋のあるジオラマを制作しています。(その4)
余部鉄橋のあるジオラマを制作しています。(その4)
特にトレッスルの土台周りには、実物の写真を見ながら雰囲気を損なわないよう再現することに気を使いました。
本当はもっと草が生い茂っているのですが、そこまですると汚らしくなってしまってジオラマのイメージから離れてしまいますので、ほどほどに止めました。
地面や植生に関してはなるべくムラがあるように作った方が、それらしく見えますので適当に止めるのもリアルに見せるひとつの有効な方法です。
余部の集落はいつ行っても静かでしたので、小物も人間も少ない方がそれらしく見えるかと思います。
よく目立つ手前の道路部分に人間を2人だけ配置して、あとは車も通らない静かな集落の雰囲気を再現するようにしました。
制作者の癖なのかジオラマって、いろいろとたくさん置いてしまいそうになるのですが、再現する街の雰囲気によっては逆効果にもなります。
後で急きょかさ上げした民家の部分はこんな雰囲気になりました。
ここが平坦なままだと民家の間にある道路が埋もれてしまっていたかと思います。
実際の道とは異なりますが、余部の駅へ上がる坂道になった狭い道路をイメージしてみました。
ちょうど右側の銀色の瓦屋根の民家の裏手辺りから、坂が急になって駅に至るイメージですね。
土台にキッチリとはまり込むようにしましたので、鉄橋は地面に固定しないようにしています。
こうしておくと後から手を加えることができるので、いろいろと便利ですからね。
完成後も、気が向いたらホーロー看板とか作って民家の壁に貼りたいと思います。
上からみるとこんな感じになりました。
なんだか鉄橋の廃止後みたいで、寂しい雰囲気ですね。
民家と民家の間を狭くして余部集落っぽくしているのですが、上から見るとちょっと強調しすぎたかも知れませんね。
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