2000円で買ったHOのジャンク機関車に2000円で買ったジャンクのサウンドデコーダーを入れました。
2000円で買ったHOのジャンク機関車に2000円で買ったジャンクのサウンドデコーダーを入れました。
数年前に1両2000円ほどでジャンク品として売られていたアメリカのディーゼル機関車で、筆塗りの汚いウェザリングと不動品の箱なし品という形で売られていました。
店長も見つけた時にはあまりの汚さにスルーしかけたのですが、側面と屋根は全く同じなのにキャブの形だけが違うことに興味を持って、まとめて購入したものです。
もちろん、購入後すぐにウェザリングは店長の手で重ね塗りして見るに堪えるようにさせていただきました。(笑)
3両ともSD60という同じ形式の機関車で、ちょうど製造された時期に乗務員の労働環境改善のためにキャブのデザインが大きく変わったそうで、このようにデザインの違う顔が存在いたします。
左から古い順にナローキャブと言われる昔からの標準的なキャブの初期型、中央がワイドキャブと言われる広い運転室の中期型、右が現在主流となったワイドキャブの窓を2枚にした後期型です。
アメリカ型機関車のキャブの変化といいますか、歴史の一部を一度に見るような機関車ですね。
不動品だった理由は中の基盤が撤去されていて、モーターへの配線が切れていただけでした。3台ともこんな感じだったので、自作の基盤でちゃんと動くように配線しております。
この機関車たちに先日ジャンク動作未確認品として2000円で売られていたものを買ったサウンドデコーダーを取り付けることにしました。
機関車の下にあるのがそのサウンドデコーダーなのですが、これがちょっと変わっています。
右の小さな基盤がサウンドのついていない通常のデコーダーで、これに左側のサウンドのみの機能があるデコーダーを一緒に組み込むことで、いわゆるサウンドデコーダーになるという代物です。
ただ、さすがに機関車は古い製品なのかサウンド対応になってはおらず、スピーカーをスリムなものに交換せざるを得ません。
ちょっとややこしい配線になってしまいましたが、写真のように無事に取り付けが完了。
さすがにジャンクというだけあって通常のデコーダーのほうの1個だけは調子が悪く、手持ちで余っていたデコーダーと交換というハプニングには見舞われました。
というわけで無事に3台ともサウンド付の機関車に変身しました。
全てジャンク品として売られていたものを購入していますので、サウンドデコーダーを含め3台とも合わせても12000円という格安品です。
当分、この3両でいろいろと遊べますね。
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