余部鉄橋のあるジオラマを制作しています。(その1)
余部鉄橋のあるジオラマを制作しています。(その1)
というのも、3年くらい前にお客様から余部鉄橋の自作模型をお店の展示用にご好意でいただきました。
当時はレンタルレイアウトに設置しようと考えていたのですが、諸般の事情で断念。
その後、写真のようなガラスの水槽を利用して小さなジオラマに入れて飾ろうと準備していましたが、なかなかまとまった時間がとれず・・・。
4月1日の消費税増税の影響で暇になったことを利用して、ようやく着手することになりました。
せっかくご好意でいただいたのにもかかわらず、活用までの時間がかかったことをお客様には申し訳なく思っておりましたが、ようやく謝らずに済みそうです。
忠実に実寸通りにプラ棒などを使って制作されたそうで、余部鉄橋独特の細いトレッスル(鋼鉄製橋脚)がいい感じです。
ただ、忠実に作りすぎたゆえに強度が不足しており、レイアウトでの使用は断念せざるを得ませんでした。
ただ、せっかくリアルに作られたものなので、有効に活用すべく展示用のジオラマに生かすことにした次第です。
ちなみにジオラマのベースはホームセンターで売っている木製の化粧板をカットして、その上に5mm厚のポリスチレンシートを敷きました。
ケースに流用する水槽のサイズにより、スペースに制約がありますので忠実な余部の集落は再現できません。
そこで、適当にデフォルメしてそれらしい雰囲気に仕上げることにしました。
とりあえず手持ちの建物のなかから余部集落らしいものを選択すると、なぜかトミーテックの建物コレクションばかりになってしまいました。(笑)
使う建物が決まったので、まずは邪魔な土台を撤去します。
建物コレクションは土台で建物自体の強度を保っていましたので、土台を撤去したら接着剤で建物自体を箱に固める必要があります。
一部の建物に輪ゴムを巻いてあるのは接着剤の硬化待ちだったからというわけ。
橋脚の土台になる部分に印をつけてから、トレッスルの足をどのように固定するか悩みました。
結局、写真のように足の位置に5mm厚のポリスチレンシートをカットしたものを4分割して、足の周りを囲むように土台のシートに接着いたしました。
これでも展示台程度の使用状態であれば十分な固定強度が出ます。
実際にトレッスルの足をはめ込みますと、こんな感じになります。
見た目だけは実物と同じような感じになりますね。
本物のように地面に埋め込んでいるわけではありませんので、強度は全然ありませんが・・・。
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