余部鉄橋のあるジオラマが完成しました。
余部鉄橋のあるジオラマが完成しました。
11本あるトレッスル(橋脚)のうち、余部駅がある右手の端から3・4・5本目のあたりを再現したつもりです。
なぜなら1・2本目は山の斜面にかかっているのでトレッスルが異なるのと、余部の集落を再現したかったからです。
海から見て左手のほうは川を渡っていたり、大きな道路を跨ぐのでジオラマ的には見せどころが多くて良いのですが、気分的に慰霊碑を入れたくなかったので自然とこの位置になりました。
高校生から大学生だったころにかけて何度か通った、余部集落から見た鉄橋のイメージはこんな感じでした。
狭い集落のはるか上空を鉄橋が跨ぐ風景が大好きだったのです。
店長にとっての余部鉄橋とは横からみた写真よりも、こうして見上げた写真のほうがイメージにピッタリなのでした。
細かいところまでトレッスルを再現された、お客様の技術には感謝しております。
おかげさまで良いジオラマができました。
展示後は見えない側になりますので、集落部分は思い切り手抜きしているのがバレバレですね。
実際の余部集落にはないクルマ屋さんと魚屋さんに挟まれて、角が切り取られたお店が並んでいます。
裏側しか見えないのでココは手軽な流用で済ませてしまいましたが、さすがにそのままでは可笑しすぎるので、魚屋さんとお店は看板を外して廃業したように装いました。
何でもない風景ですが、こっそりとお地蔵さんを置いてそれらしい雰囲気にしてみました。
実際にお地蔵さんはなかったかと思いますが、目立つ場所ではありませんので雰囲気を重視したわけです。
狭い道路から見える大きなトレッスルが余部らしいと思いませんか?
トレッスルの下部だけ見ていると高圧送電線の鉄塔のようにも見えなくもありません。
ただ、鉄塔にしては間隔が狭すぎるので違和感がありますが・・・。
思わず鉄橋を渡る列車から窓を開けて、こんな風に余部集落を覗いたことを思い出しました。
店長は高所恐怖症なので、鉄橋を渡るよりも下から見る方が好きでしたが・・・。(笑)
このジオラマでも、背筋に寒気がしてきました。
4000円くらいで売っているガラスの水槽を逆さまにしただけの流用品なのですが、思っていたより良い感じです。
ガラスなので重さがありますから、簡単には外れないのも思わぬ効用です。
この大きさでアクリルでケースを注文すると1万円は超えてしまいますからね。
こんな感じで水性ホビーカラーの販売棚の上に展示いたしました。
店長が好きな見上げる姿勢で鉄橋が見られるようにココに置きました。
隣には阪急電車の西宮北口駅のダイヤモンドクロスのジオラマがあり、店長の好きな風景が2つになりました。
店長の作業机からは見上げる位置にこのジオラマがありますので、これからは疲れるたびにジオラマを見て癒されることができそうです。
よくみると「徐行」の標識は汚しすぎましたね・・・。
参考になるかどうか分かりませんが、お客様のジオラマ制作意欲につながれば店長は嬉しいです。
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