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トミーテックの鉄コレ、京王電鉄デハ2400のテールライト点灯化特製品をモーター付7980円で販売いたします。
両側の運転台ともにテールライトを点灯化しており、後進時にはテールライトが赤色に点灯します。
もちろん運転席はシースルーなので、客室内までちゃんと見えます。
テールライトは穴あけ加工のうえ、消灯時でも違和感がないよう光ファイバーを加工したテールレンズを入れてあります。
実車は昼間のヘッドライト点灯はあまりなかったようなので、今回はテールライトのみ点灯させていますが、6000円の追加料金でヘッドライトの点灯化も可能です。
ちなみに持込での加工も行っており、部品代込み1両7000円(トレーラー車は別途集電加工に1500円必要)で承っております。
トミーテックの鉄コレ第19弾シークレット、若桜鉄道WT-2500形のライトを点灯化しました。
お客様からのご依頼で点灯化したものです。
前進時にはヘッドライトが電球色に、後進時にはテールライトが赤色に点灯します。
もちろん運転席はシースルーなので、客室内までちゃんと見えます。
加工したのは専用の動力ユニットを組み込んだものですが、もちろんトレーラー車でも加工は可能です。
せっかくの出来の良い製品なので、実車のように昼間でもライトは点灯させておきたいですよね。
ちなみに加工料金は、部品代込み片運転台5000円(トレーラー車は別途集電加工に1500円必要)で承っております。
トミーテックの鉄コレ第19弾、若桜鉄道WT-3000形のライトを点灯化しました。
お客様からのご依頼で点灯化しました。
前進時にはヘッドライトが電球色に、後進時にはテールライトが赤色に点灯します。
もちろん運転席はシースルーなので、客室内までちゃんと見えます。
加工したのはトレーラー車でしたが、もちろん専用の動力ユニットを組み込んだものでも加工は可能です。
こちらはテールライトの点灯状態です。
せっかくの出来の良い製品なので、実車のように昼間でもライトは点灯させておきたいですよね。
ちなみに加工料金は、部品代込み片運転台5000円(トレーラー車は別途集電加工に1500円必要)で承っております。
トミーテックの鉄コレ、京福電鉄ボデハ260のテールライト点灯化特製品をモーター付7980円で販売いたします。
両側の運転台ともにテールライトを点灯化しており、後進時にはテールライトが赤色に点灯します。もちろん運転席はシースルーなので、客室内までちゃんと見えます。
テールライトは穴あけ加工のうえ、消灯時でも違和感がないよう光ファイバーを加工したテールレンズを入れてあります。
実車は昼間のヘッドライト点灯はあまりなかったようなので、今回はテールライトのみ点灯させていますが、6000円の追加料金でヘッドライトの点灯化も可能です。
ちなみに持込での加工も行っており、部品代込み1両7000円(トレーラー車は別途集電加工に1500円必要)で承っております。
トミーテックの鉄コレ、上田交通モハ4257のテールライト点灯化特製品をモーター付7980円で販売いたします。
両側の運転台ともにテールライトを点灯化しており、後進時にはテールライトが赤色に点灯します。もちろん運転席はシースルーなので、客室内までちゃんと見えます。
テールライトは穴あけ加工のうえ、消灯時でも違和感がないよう光ファイバーを加工したテールレンズを入れてあります。
実車は昼間のヘッドライト点灯はあまりなかったようなので、今回はテールライトのみ点灯させていますが、6000円の追加料金でヘッドライトの点灯化も可能です。
ちなみに持込での加工も行っており、部品代込み1両7000円(トレーラー車は別途集電加工に1500円必要)で承っております。
貼るダケシリーズの新製品、軍用滑走路シートを1枚216円にて5月1日より販売開始します。
以前から発売しておりましたアスファルト舗装の「滑走路シート」に対して、アフターバーナーを用いる軍用機の離陸に対応するため、コンクリートで舗装された滑走路を「軍用滑走路シート」として再現しました。
ラインナップは通常のアスファルト舗装の「滑走路シート」と全く同じで、全部で10種類のラインナップとなります。
大きく分けて幅が違う2種類の滑走路があり、滑走路の幅が広い幅広タイプと幅が狭い幅狭タイプに分かれており、ともに1/144や1/200サイズ用のNゲージに近い大きさのモデル用です。
写真は幅広タイプの滑走路シートで、モデルとして民間初の宇宙飛行機となる予定で現在試験飛行中のスペースシップツーの1/200サイズを置いてみました。
この幅広タイプはA4用紙を横に使っており、1/144サイズのモデルを置くと幅約45mの滑走路に、1/200サイズのモデルを置くと幅約60mの軍用基地もしくは民間との共用空港の滑走路になります。
写真は幅狭タイプの滑走路シートで、モデルとしてアフターバーナーを使って離陸することで有名な民間航空機コンコルドの1/200サイズを置いてみました。
この幅狭タイプはA4用紙を縦に使っており、1/144サイズのモデルを置くと幅約30mの滑走路に、1/200サイズのモデルを置くと幅約45mの軍用基地もしくは民間との共用空港の滑走路になります。
今後は滑走路だけではなく、それに続くコンクリート舗装の軍用誘導路も取り揃えていきます。こちらはまだ設計中ですが、問題がなければ近いうちに発売させていただきますのでお楽しみに・・・。2000円で買ったHOのジャンク機関車に2000円で買ったジャンクのサウンドデコーダーを入れました。
数年前に1両2000円ほどでジャンク品として売られていたアメリカのディーゼル機関車で、筆塗りの汚いウェザリングと不動品の箱なし品という形で売られていました。
店長も見つけた時にはあまりの汚さにスルーしかけたのですが、側面と屋根は全く同じなのにキャブの形だけが違うことに興味を持って、まとめて購入したものです。
もちろん、購入後すぐにウェザリングは店長の手で重ね塗りして見るに堪えるようにさせていただきました。(笑)
3両ともSD60という同じ形式の機関車で、ちょうど製造された時期に乗務員の労働環境改善のためにキャブのデザインが大きく変わったそうで、このようにデザインの違う顔が存在いたします。
左から古い順にナローキャブと言われる昔からの標準的なキャブの初期型、中央がワイドキャブと言われる広い運転室の中期型、右が現在主流となったワイドキャブの窓を2枚にした後期型です。
アメリカ型機関車のキャブの変化といいますか、歴史の一部を一度に見るような機関車ですね。
不動品だった理由は中の基盤が撤去されていて、モーターへの配線が切れていただけでした。3台ともこんな感じだったので、自作の基盤でちゃんと動くように配線しております。
この機関車たちに先日ジャンク動作未確認品として2000円で売られていたものを買ったサウンドデコーダーを取り付けることにしました。
機関車の下にあるのがそのサウンドデコーダーなのですが、これがちょっと変わっています。
右の小さな基盤がサウンドのついていない通常のデコーダーで、これに左側のサウンドのみの機能があるデコーダーを一緒に組み込むことで、いわゆるサウンドデコーダーになるという代物です。
ただ、さすがに機関車は古い製品なのかサウンド対応になってはおらず、スピーカーをスリムなものに交換せざるを得ません。
ちょっとややこしい配線になってしまいましたが、写真のように無事に取り付けが完了。
さすがにジャンクというだけあって通常のデコーダーのほうの1個だけは調子が悪く、手持ちで余っていたデコーダーと交換というハプニングには見舞われました。
というわけで無事に3台ともサウンド付の機関車に変身しました。
全てジャンク品として売られていたものを購入していますので、サウンドデコーダーを含め3台とも合わせても12000円という格安品です。
当分、この3両でいろいろと遊べますね。
カトーのキハ85系ワイドビューひだの室内灯を白色LED化しました。
左側が製品そのままの電球による室内灯点灯状態、右側が今回白色LED化した製品です。
カトーのキハ85は室内灯が標準装備なのは嬉しいのですが、設計が古くて暗い電球による点灯なのが残念な点です。
これまでに100両以上は白色LED化を承っており、本来はここで改めて紹介する加工ではないのですが・・・。
今回は初めて半室グリーン車のグリーン室部分の室内灯だけを電球色にしてほしいというご依頼でした。
こちらを紹介するために改めてブログ記事にさせていただいたというわけです。
電球色化したと言っても、グリーン室部分のレンズ部だけに黄色のマスキングテープを貼っただけなのですが、手軽な加工にもかかわらず効果は十分ですね。
ちなみに室内灯の白色LED化の加工工賃は1両1000円にて承っております。グリーン室の電球色化は同時の依頼であれば無料サービスさせていただきます。
光るダケシリーズの3灯式鉄道信号機が好評です。
残りが少なくなってきましたので、時間があるうちに追加生産中。
実はこの信号機のユニット、当店オリジナル商品の中では一番制作に時間がかかる商品でもあります。
本当はもう少し組立工賃が欲しいのですが、信号機本体付の3灯式鉄道信号機セットは6000+税という価格に抑えるために、時間がかかる割にほとんど工賃を取っていない製品でもあります。
こちらの写真は完成後のセットの内容です。Nゲージサイズのリアルな信号機本体に、専用の制御ユニットとセンサーがセットになっております。
カトーやトミックスのレールに設置できる道床内組込用センサーが付属するセットになっていますが、他にトミックス製レール専用のセンサーが付属するセットもあります。
ユニットの制作に時間がかかりすぎるのであまり量産ができないということもあり、もう少し機能を省略した簡易版も作ろうかと考えなければ・・・。
グリーンマックス製の3灯式信号機をベースに、極小のチップLEDを込み込んだ製品です。
リアルさを追求しておりますので、点灯しない状態でもレンズがあるような状態を表現いたしました。
複数の信号機をコードで接続すれば本物の信号機のように連動して動作いたします。
製品に関しては下記の過去ブログ記事も参考にどうぞ。
http://mokei-ya.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-cbde.html
http://mokei-ya.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-d69e.html
http://mokei-ya.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-e548.html
トミーテックの鉄コレ、東急6000系のライトを点灯化しました。
お客様よりご依頼を受けたもので、前進時にはヘッドライトが電球色に点灯し、急行灯(標識灯)がオレンジ色に光ります。
いつも通り運転席はシースルーの仕様にしておりますので、前面の窓から客室内がよく見えます。
実はお客様からは急行灯のみの点灯化依頼だったのですが、店長の勘違いでヘッドライトまで点灯化してしまいました。
お客様に了解をいただいてヘッドライトは点灯化したまま、無料サービスということでお話させていただきました。今後は気を付けたいと思います。
こちらはテールライトの点灯状態です。
ちなみに加工工賃はヘッドライトの点灯化工賃はサービス扱いとして1両5000円(トレーラー車は集電加工に別途1500円必要)で承りました。
ただし、通常はヘッドライトの点灯化工賃を入れて1両7500円となりますので、ご注意ください。(急行灯の点灯化を省けば1両5000円となります。)
レンタルレイアウトに近鉄6620系ソラハラッピングが入線しました。
お店の前を走る近鉄南大阪線のラッピング電車なのですが、実は店長まだ実車を見たことがありません。(笑)
毎日、飽きるほど6620系は見かけるのですが、このソラハ電車とは縁がないのでしょうね。
この模型の撮影中も実車が通るかな・・・と思ってしばらく待ってみたのですが、他の電車ばかり通って来る気配はありません。
いつまで待っても仕方がないので単独で撮影させていただきました。
パソコンで写真から印刷されたそうなのですが、本当にキレイに印刷されていますね。
厚みがなければもっと良いのでしょうけど、そこまで言うのは贅沢ですね。
早く実車を見てみたいものです。
余部鉄橋のあるジオラマが完成しました。
11本あるトレッスル(橋脚)のうち、余部駅がある右手の端から3・4・5本目のあたりを再現したつもりです。
なぜなら1・2本目は山の斜面にかかっているのでトレッスルが異なるのと、余部の集落を再現したかったからです。
海から見て左手のほうは川を渡っていたり、大きな道路を跨ぐのでジオラマ的には見せどころが多くて良いのですが、気分的に慰霊碑を入れたくなかったので自然とこの位置になりました。
高校生から大学生だったころにかけて何度か通った、余部集落から見た鉄橋のイメージはこんな感じでした。
狭い集落のはるか上空を鉄橋が跨ぐ風景が大好きだったのです。
店長にとっての余部鉄橋とは横からみた写真よりも、こうして見上げた写真のほうがイメージにピッタリなのでした。
細かいところまでトレッスルを再現された、お客様の技術には感謝しております。
おかげさまで良いジオラマができました。
展示後は見えない側になりますので、集落部分は思い切り手抜きしているのがバレバレですね。
実際の余部集落にはないクルマ屋さんと魚屋さんに挟まれて、角が切り取られたお店が並んでいます。
裏側しか見えないのでココは手軽な流用で済ませてしまいましたが、さすがにそのままでは可笑しすぎるので、魚屋さんとお店は看板を外して廃業したように装いました。
何でもない風景ですが、こっそりとお地蔵さんを置いてそれらしい雰囲気にしてみました。
実際にお地蔵さんはなかったかと思いますが、目立つ場所ではありませんので雰囲気を重視したわけです。
狭い道路から見える大きなトレッスルが余部らしいと思いませんか?
トレッスルの下部だけ見ていると高圧送電線の鉄塔のようにも見えなくもありません。
ただ、鉄塔にしては間隔が狭すぎるので違和感がありますが・・・。
思わず鉄橋を渡る列車から窓を開けて、こんな風に余部集落を覗いたことを思い出しました。
店長は高所恐怖症なので、鉄橋を渡るよりも下から見る方が好きでしたが・・・。(笑)
このジオラマでも、背筋に寒気がしてきました。
4000円くらいで売っているガラスの水槽を逆さまにしただけの流用品なのですが、思っていたより良い感じです。
ガラスなので重さがありますから、簡単には外れないのも思わぬ効用です。
この大きさでアクリルでケースを注文すると1万円は超えてしまいますからね。
こんな感じで水性ホビーカラーの販売棚の上に展示いたしました。
店長が好きな見上げる姿勢で鉄橋が見られるようにココに置きました。
隣には阪急電車の西宮北口駅のダイヤモンドクロスのジオラマがあり、店長の好きな風景が2つになりました。
店長の作業机からは見上げる位置にこのジオラマがありますので、これからは疲れるたびにジオラマを見て癒されることができそうです。
よくみると「徐行」の標識は汚しすぎましたね・・・。
参考になるかどうか分かりませんが、お客様のジオラマ制作意欲につながれば店長は嬉しいです。
余部鉄橋のあるジオラマを制作しています。(その4)
特にトレッスルの土台周りには、実物の写真を見ながら雰囲気を損なわないよう再現することに気を使いました。
本当はもっと草が生い茂っているのですが、そこまですると汚らしくなってしまってジオラマのイメージから離れてしまいますので、ほどほどに止めました。
地面や植生に関してはなるべくムラがあるように作った方が、それらしく見えますので適当に止めるのもリアルに見せるひとつの有効な方法です。
余部の集落はいつ行っても静かでしたので、小物も人間も少ない方がそれらしく見えるかと思います。
よく目立つ手前の道路部分に人間を2人だけ配置して、あとは車も通らない静かな集落の雰囲気を再現するようにしました。
制作者の癖なのかジオラマって、いろいろとたくさん置いてしまいそうになるのですが、再現する街の雰囲気によっては逆効果にもなります。
後で急きょかさ上げした民家の部分はこんな雰囲気になりました。
ここが平坦なままだと民家の間にある道路が埋もれてしまっていたかと思います。
実際の道とは異なりますが、余部の駅へ上がる坂道になった狭い道路をイメージしてみました。
ちょうど右側の銀色の瓦屋根の民家の裏手辺りから、坂が急になって駅に至るイメージですね。
土台にキッチリとはまり込むようにしましたので、鉄橋は地面に固定しないようにしています。
こうしておくと後から手を加えることができるので、いろいろと便利ですからね。
完成後も、気が向いたらホーロー看板とか作って民家の壁に貼りたいと思います。
上からみるとこんな感じになりました。
なんだか鉄橋の廃止後みたいで、寂しい雰囲気ですね。
民家と民家の間を狭くして余部集落っぽくしているのですが、上から見るとちょっと強調しすぎたかも知れませんね。
余部鉄橋のあるジオラマを制作しています。(その3)
地面が完成した土台に、余部集落らしく見えるように細かく加工した建物を仮に置いてみました。
建物の屋根どうしが当たったり、橋脚の敷地に建物が入ったりしないよう、建物の設置位置をこの段階で調整いたします。
地面部分・道路&コンクリート部分・植生部分の境目がまだハッキリわかれていますので、ちょっとウソっぽい感じがしますが、だいたいのジオラマの雰囲気はこんな感じになります。
試しに用意しておいたガラスの水槽流用のケースを被せてみました。
土台に利用した5mm厚のポリスチレンシートにピッタリと収まって固定されます。
ただ、残念なことに水槽のサイズがこれしかなかったため、鉄橋と上面のスペースが狭くなってしまいました。
この高さでは列車を置くことができませんね。(笑)
永遠に列車が走らない余部鉄橋になります。
店長の固定方法はちょっと変わっていて、両面テープとボンドの両方を使います。
やり方ですが、玄関や勝手口などドアがある部分の面に細い両面テープを貼り、残りの面にボンドを薄く塗ります。
こうすると両面テープで一時的に固定されながら、ボンドが乾くと強度が増すため、乾燥中でも作業ができるという利点があります。
そして、ドアがある部分以外はボンドがはみ出しても、緑のパウダーを蒔いておけば建物の隙間に生えた雑草としてリアルに見えます。
建物の固定でボンドの乾燥待ちをしている間に、本格的な植生をしていきます。
本物の風景では地面部分・道路&コンクリート部分・植生部分の境目には必ず雑草などが生えています。
キレイに境目が見えるのは整備された公園やゴルフ場など限られた場合だけですから、この点に気を付けながら植生すると本物っぽく見えるようになります。
ただ、植生する際には自然の植生と同じように必ず下草→少し背の高い藪など厚みのあるもの→木などの大きな物という順に行うよう気をつけましょう。
道路の周りにはシートを貼った境目が目立たないよう、カトーのフォーリッジを使って草ムラを表現すると簡単にリアルに見えます。
地面に植生するまえに土台を茶色で塗っておいた効果が、良く見ると出ていますね。
草の薄い部分に土台の茶色が見えていますが、自然の地面もこういう感じなので問題がありません。 もし、地面に茶色を塗っていなければそれだけ厚くパウダーを蒔く必要が出てきますし、ウソっぽい植生になってしまいますから大事なところです。
余部鉄橋のあるジオラマを制作しています。(その2)
店長はジオラマには通常、お店でも1個130円で販売しているクレオスの水性ホビーカラーを使います。
水性なので匂いが少ないため室内でも、お店の営業中でも使えるから便利なのです。
本物っぽく見えるよう、なるべく彩度の低い茶系や緑系のカラーを数色ずつ使います。
今回は余部集落の俯瞰写真を参考に、ダークアース・カーキ・オリーブグレー・ダークグリーンの4色に艶消し剤のフラットベースを混ぜながら、それぞれの色を茶系→緑系の順番にわざとムラが出るように水性うすめ液で倍くらいに薄めて塗っております。
塗料の乾燥後、地面が平坦すぎて面白くないので、余部集落の俯瞰写真を参考に少し右側の民家の部分だけかさ上げをしました。
その際に、もう少しムラが出るように地面に絵筆を点々と押し付けて色を重ね塗りしています。
ちなみにかさ上げした部分は5mm厚のポリスチレンシートを重ねて貼り、側面と道路になる部分には水性ホビーカラーのニュートラルグレーに艶消し剤を混ぜて塗りました。
重ね塗りの塗料が乾いた後に、貼るダケシリーズの対面通行用道路シートを両面テープで貼り付けて、ひとまず地面は完成です。
トレッスルの下は草が生い茂った草地になっていますので、カトーやトミックスのグリーン系カラーパウダーを4色くらい使って再現します。
店長の植生のやり方はボンドと水を3:1くらいに薄めた濃い目のボンド水を地面に筆で塗りつけて、その上からパウダーをわざとムラになるように蒔きます。
その際に本物のように見えるよう、明るい緑色→暗い緑色の順でなおかつ、細かいパウダー→荒いパウダーの順に蒔くことに気をつけます。
ボンドが十分に乾燥後、ボードごと逆さまにして接着されなかったパウダーを落とすとキレイに植生ができあがるハズです。
地面に軽く植生まで済ました後は、乾燥させてる間に建物の加工を施します。
鉄橋の手前にくる建物は写真のように、トミーテックの建物コレクションの中から「農家」を選びました。
ただ、屋根の色が余部集落の雰囲気とは異なりますので違和感があります。
細かいこと言うと壁の構造とか山陰地方の集落らしくなかったりしますが、今回はそこまで細かい作り分けはしませんので、屋根の色を変えるだけにしました。
水性ホビーカラーで調色して塗るだけで、こんな感じになりました。
余部鉄橋の写真によく写っている余部集落には、こんな感じの屋根の家がたいてい写っていますよね。
赤い屋根がおそらく山陰地方でよく見られる石州瓦で、銀色の屋根は同じく山陰地方に多くみられるいぶし瓦だと思います。
既製品の建物を利用しながらも、なるべく余部集落らしく見えるようこうした工夫は必要ですね。
余部鉄橋のあるジオラマを制作しています。(その1)
というのも、3年くらい前にお客様から余部鉄橋の自作模型をお店の展示用にご好意でいただきました。
当時はレンタルレイアウトに設置しようと考えていたのですが、諸般の事情で断念。
その後、写真のようなガラスの水槽を利用して小さなジオラマに入れて飾ろうと準備していましたが、なかなかまとまった時間がとれず・・・。
4月1日の消費税増税の影響で暇になったことを利用して、ようやく着手することになりました。
せっかくご好意でいただいたのにもかかわらず、活用までの時間がかかったことをお客様には申し訳なく思っておりましたが、ようやく謝らずに済みそうです。
忠実に実寸通りにプラ棒などを使って制作されたそうで、余部鉄橋独特の細いトレッスル(鋼鉄製橋脚)がいい感じです。
ただ、忠実に作りすぎたゆえに強度が不足しており、レイアウトでの使用は断念せざるを得ませんでした。
ただ、せっかくリアルに作られたものなので、有効に活用すべく展示用のジオラマに生かすことにした次第です。
ちなみにジオラマのベースはホームセンターで売っている木製の化粧板をカットして、その上に5mm厚のポリスチレンシートを敷きました。
ケースに流用する水槽のサイズにより、スペースに制約がありますので忠実な余部の集落は再現できません。
そこで、適当にデフォルメしてそれらしい雰囲気に仕上げることにしました。
とりあえず手持ちの建物のなかから余部集落らしいものを選択すると、なぜかトミーテックの建物コレクションばかりになってしまいました。(笑)
使う建物が決まったので、まずは邪魔な土台を撤去します。
建物コレクションは土台で建物自体の強度を保っていましたので、土台を撤去したら接着剤で建物自体を箱に固める必要があります。
一部の建物に輪ゴムを巻いてあるのは接着剤の硬化待ちだったからというわけ。
橋脚の土台になる部分に印をつけてから、トレッスルの足をどのように固定するか悩みました。
結局、写真のように足の位置に5mm厚のポリスチレンシートをカットしたものを4分割して、足の周りを囲むように土台のシートに接着いたしました。
これでも展示台程度の使用状態であれば十分な固定強度が出ます。
実際にトレッスルの足をはめ込みますと、こんな感じになります。
見た目だけは実物と同じような感じになりますね。
本物のように地面に埋め込んでいるわけではありませんので、強度は全然ありませんが・・・。
ムサシノモデルのOJゲージ、EF66にDCCサウンドデコーダーを組み込みました。
Nゲージの同じモデルと並べてみましたが、大きさがこんなに違います。
ただ、12VDCで動く点ではNゲージやHOゲージと同じようなモーターなので、DCCサウンドデコーダーも組み込むことが可能です。
今回はお客様からのご依頼でクマタ貿易さんが発売しているEF66用サウンドデコーダーを組み込みました。
大きさが大きいだけに内部には十分すぎるほどの空間があり、DCCデコーダーが小さく見えてしまいます。
ヘッドライト・キャブライト・テールライトはパンタグラフ下にある小さな穴を使ったスイッチで個別に制御できますので、DCCデコーダーではF0でのON/OFF機能のみ有効となっています。
軽自動車が買えるくらいの金額で購入されたそうなので、加工は少し緊張しました・・・。
モーターは実車と同じ位置に搭載されています。
各軸に一個すつあり合計6個あったのですが、さすがにDCCデコーダー1個ではモーターを2個制御するのが限界なので、4個は配線を撤去してダミー化させていただきました。
ちなみに今回の工賃は50000円で承りました。
トミーテックの鉄コレ、静岡鉄道1000系のライトを点灯化しました。
お客様よりご依頼を受けたもので、前進時にはヘッドライトが白色に点灯し、後進時にはテールライトが赤色に光ります。
いつも通り運転席はシースルーの仕様にしておりますので、前面の窓から客室内がよく見えます。
今回より加工方法をリニューアルしまして、上下にヘッドライトとテールライトが並ぶタイプでも、お互いへの光漏れが軽減されるようになりました。
ヘッドライトの点灯時でも、テールライトに光が漏れていないことが写真ではよく分かりますね。
加工方法を変えましたので、テールライト点灯時でも赤い光がヘッドライトにほとんど漏れないようになりました。
ちなみに加工工賃はこれまでと同じく、1両5000円(トレーラー車は集電加工に別途1500円必要)で承っております。
トミーテックの鉄コレ、JR103系3000番台のライトを点灯化しました。
お客様よりご依頼を受けたもので、前進時にはヘッドライトが電球色に点灯し、後進時にはテールライトが赤色に光ります。
いつも通り運転席はシースルーの仕様にしておりますので、前面の窓から客室内がよく見えます。
今回は加工工賃を安くするため片側の先頭車に動力ユニットを入れて、集電加工を省きました。
こうすると加工工賃が安くなるだけでなく、集電加工による転がり抵抗の悪化も防げますのでオススメです。
テールライトが点灯すると、なんとなく落ち着くような気がしませんか?
昔は今のようにヘッドライトの昼間点灯はしていませんでしたので、ヘッドライトは点灯しなくても違和感は少ないですが、さすがにテールライトは点灯していないとダメですよね。
ちなみに加工工賃は1両5000円(トレーラー車は集電加工に別途1500円必要)で承っております。
テールライトだけなら半額の1両2500円です。
ワールド工芸の上田丸子電鉄EB4111が完成しました。
ヘッドライトが点灯するように加工させていただきました。
最近のワールド工芸製品はインレタがちゃんと付属しますので、そのまま組むだけでもかなり完成度の高いものになります。
塗装はお客様のご要望で退色したようなぶどう色にさせていただきました。キット指定の色よりもこちらの方がイメージに近いそうです。
銚子電鉄のデキ3ほどではありませんが、かなり運転台は狭そうです。
この大きさで貨車数両を牽引していたのですから、大したものですね。
ケーディーカプラーのキット指定ではショートタイプでしたが、連結させると短かすぎて解放テコに当たりましたのでロングタイプを取り付けております。
両側のヘッドライトが点灯するよう加工しましたので、分解するとこのような配線になっています。
モーターが小さいですよね。
ちなみに今回は組立塗装が15000円、ライト点灯化が10000円の合計25000円にて承りました。
ワールド工芸の上田丸子電鉄EB4111を組み立て中です。(その2)
モーターを含めた下周りはこんな感じの部品構成となります。
ワールド工芸らしさが感じられますね。
こういう部品を見ていると、店長はなぜかやる気が出てきます。
2軸の動力車なので、基本を忠実に守れば組み立ては簡単なハズ。
今回は幸いなことにあまり調整しなくても、低速から軽やかに走るよう組み立てることができました。
昔のワールド工芸のキットと比べると、こういう調整がほとんど不要になっているところに進化を感じます。
ボディを載せてちゃんと走らないと意味がありませんから、ここでの走行テストは欠かせません。
ヘッドライトは点灯化して欲しいとのご要望でしたので、付属のものを使わずに真鍮パイプを加工したものに交換しております。
ワールド工芸の上田丸子電鉄EB4111を組み立て中です。(その1)
パッケージと中身はこんな感じです。
車体が小さいおかげなのか、部品点数も非常に少なく簡単に見えてしまいます。
こういう時ってなんか不安になるんですよね。どこかにワナがありそうで・・・。
車体が小さいので半田ごてが入りにくい・・・。(涙)
やけど覚悟で手で保持しながら何とかやりましたが、大変な目に合いました。
これだけ小さいと修正なんてできませんから、1回で上手くできるよう気を使いました。
小さいので油断するとすぐに表にまでハンダが回まわってしまいますので、なるべくキレイに仕上げられるよう頑張りました。
と言っても製品の出来が良いので、キャブ以外はそれほど苦労せずに組み立てることができました。
貼るダケシリーズの新製品、ホーム用乗車位置標示シート(阪急タイプ)を本日4月1日より1枚216円で販売させていただきます。
とは言っても本日お店は定休日なので、実際の販売は明日からとなってしまいますが・・・。
阪急電車の駅のホームによく見られる乗車位置標示で、どこに列車の扉が来るのか並ぶのに分かりやすくするためのものです。
関西圏ではJRの駅に古くからあり、阪急でも乗降客の多い駅ではデザインは違うものの昔から整備されていました。
ただ近年では路線別に設定されたラインカラーに合わせた、今回発売するタイプの乗車位置標示が多くの駅で見られるようになっています。
ちなみに青色の乗車位置標示は神戸線系統のものです。
写真はトミーテックの建物コレクションのホームに見本用として貼り付けたもので、幅の狭いホームが多い阪急でも違和感がないようにデザインを設計いたしました。
何も標示がないホーム上に両面テープで貼り付けるだけで、手軽にグレードアップができます。
こちらは緑色の京都線系統の乗車位置標示ですが、近年のデザインの乗車位置標示とうことで2ドア用のものは省略いたしました。
最後の写真は朱色の宝塚線系統の乗車位置標示です。
今回の見本写真はトミックスのホームに合わせた濃いグレーのタイプのもの紹介しましたが、それぞれにカトーのホームの色に近い薄いグレーのものもラインナップしております。
詳しくは下のリンクから当店ホームページ内の商品紹介ページをご覧ください。
http://homepage3.nifty.com/mokei-ya/romenhyouzi.html
先日発売させていただきました阪神用が好評でよく売れております。そのグループ会社ということで阪急用のご要望も多く、今回発売させていただいた次第です。
次は集まった資料によって決まりますが、残った関西大手私鉄の京阪か南海あたりを早く発売したいですね。