ホビーメイトオカの南海31000系を組み立てています。(その2)
ホビーメイトオカの南海31000系を組み立てています。(その2)
ボディの組み立てが終わった車体に、ホワイトメタルのクーラーなどを取り付けました。
ホワイトメタルは熱で溶けてしまいますので、瞬間接着剤での取り付けとなります。
床板も同時進行で完成させました。
今回はあえて調色せずに、初めから南海こうや号用のカラーとして調色ずみで販売されているマッハカラーを使用いたします。
というのもお客様から組立見本用にお仲間である南海30000系や11000系を預かっており、マッハカラーを使って塗装したこれらの車両に色を合わせて欲しいとのご要望だからです。
溶剤の関係でプラスチック製の車両には使えないマッハカラーは普段あまり使いませんので、今回は特別に用意させていただきました。
早速、専用の溶剤で薄めたマッハのシールプライマーをエアブラシで吹きました。
シールプライマーには無色のものと写真のように薄く黄色が付いたものがありますが、店長は塗った感じがよく分かる黄色の方を好んで使います。
薄く黄色味が付いているのが分かりますでしょうか?
無色だと吹き洩らしが分かりにくいですからね・・・。
シールプライマーは定着させるため1日置いてから塗装に進みます。
マッハのものは他のプライマーと違って1日置いた方がより塗装がはがれにくいそうです。
初めに新こうや号レッドを全体に塗装した後、アイボリー以外の部分をマスキングテープを貼ったのが写真の状態です。
何だか赤色に黄色帯の電車みたいですね。どこかに実在しそうなカラーです。(笑)
塗料が乾燥した後、窓周りにブラックを塗って社紋と車番のデカールを貼りました。
その後はデカールの保護のため、半光沢のクリヤーを吹いたのが写真の状態です。
ここまで来ればほとんど完成したようなものですね。
説明書ではそのまま内側に透明プラ板を貼って窓ガラスにするような指示でしたが、前面パーツはロストワックスなので厚みがあるためリアルにはなりません。
そこでトミックスの室内灯が入っていたブリスターパックをニッパーで切って前面窓ガラスにはめ込むことにしました。
かなり面倒くさい作業ですが、仕上がりに差が出てしまう部分なのでこだわりました。
内側に貼るとこんな風にリアルな表情にはなりませんよね。
現物合わせで切っていくので大変ですが、ただ内側に貼るだけだと前面ボディの厚みがまるわかりになってしまいます。
せっかくの前面がもったいないですよね。
こういう作業をしていたら時間がなくなってしまいましたので、続きは後日です。
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