ワールド工芸の12mmゲージ、国鉄EF15に永末システム製のサウンドデコーダーを入れました。
ワールド工芸の12mmゲージ、国鉄EF15に永末システム製のサウンドデコーダーを入れました。
12mmゲージとは珍しいですが、狭軌感を出すためにHOゲージの車体にあえて採用しているメーカーさんが増えているようですね。
ワールド工芸もそのひとつで、真鍮製の車体に細かな部品が組み合わされており、工芸品のように美しい仕上がりです。
あまりにも美しいので作業前に思わず撮影してみました。
ちなみに販売価格も17万円ほどと、工芸品のような価格ですね。
あえて暴露しますと、店長は初めに一ケタ間違えて(笑)、17000円だったら安いし、ひとつ買おうかなあと思ってしまいました。
幸いなことに内部にはスペースがたくさんありますので、サウンドデコーダーの基盤もスピーカー&コンデンサも問題なく取り付けできそうです。
プラスチック製品と違って金属製品は車体に重さがありますから、ウエイトで車内が埋まっていることが少なくて助かります。
取付スペースに余裕がありましたので、余計な加工をすることもなくスムーズに装着が終わりました。
お客様からのご要望により、キャブライトとテールライトのみ追加で点灯加工しております。
構造の都合で動力ユニット側にLEDを取り付けることができましたので、写真のように整備のため車体をそのまま外すことが可能です。
製品はもともとライト類の装備はなく、テールライトも非点灯のためプリズムの透過率が悪いようです。
そのため少し暗めのテールライト点灯となりましたが、あまり明るいと旧型電機には違和感がありますからこの方が似合うかと思います。
12mmゲージなので正面から見ると狭軌感もありますね。
NゲージやHOゲージではこういう狭軌感は無理です。
お客様のご要望もありヘッドライトの点灯化もしたかったのですが、ライトの構造上の都合で当店では点灯化はできませんでした。
ちなみに加工料金はデコーダー代込み47000円で承りました。
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