天賞堂のHOゲージ、EF57-1号機にDCCサウンドデコーダーを組み込んでみました。
天賞堂のHOゲージ、EF57-1号機にDCCサウンドデコーダーを組み込んでみました。
いつもは永末システム製のDCCサウンドデコーダーを組み込みますが、今回は8ピンのソケットが装備されていますので、それを活用してデジトラックスのデコーダーを組み込みます。
ただし、8ピンソケットを使うとライトユニットを装備した基盤がそのまま使える反面、デコーダーを入れるスペースがありません。
そこで、小さなスペースですむNゲージ用のサウンドデコーダー(写真の赤い部品)を使います。
ただし、スピーカーのサイズが小さいと音に迫力がありませんので、スピーカーだけはHOゲージ用のものに入れ替えました。
それでも音量は少し小さくなってしまうのが欠点です。
そのまま8ピンソケットに差し込むだけでサウンド化は完了なのですが、それだけでは簡単すぎますね。
そこでキャブライトと電暖表示灯の点灯化も行なってみました。
ヘッドライトとテールライトは製品の仕様により、F0ボタンで一緒にON/OFFすることになります。
もちろん両運転台とも前進時はヘッドライトが、後進時にはテールライトが点灯いたします。
キャブライトは両運転台とも同時にF4ボタンでON/OFFできます。
電暖表示灯は写真のようにF3ボタンでON/OFFが可能です。
模型ではもちろん無関係ですが、実車は客車への通電が遮断されると表示灯が点灯し、安全に連結・解放作業ができるというわけです。
ということは客車を連結している場合、通常は消灯しているのが普通ということですね。
せっかく点灯化しましたが自己満足に終わりそうです。
点灯化してみると思ったより目立ちますね。
ちなみに加工工賃ですが、ヘッドライトとテールライトの制御のみであればデコーダー代込み26000円となります。
キャブライトの点灯化と電暖表示灯の点灯化はともに+11000円、両方同時の加工であれば+17000円です。
ただし、デコーダーには入換標識灯の点灯装備がありませんので必要な場合は通常の永末システム製デコーダーを使う形となります。その場合はデコーダー代込み46000円になります。
音源はお客様がEF58から録音して編集したものに入れ替えて使わせていただきました。
以下のリンクから動画のデモがご覧になれますので、参考にどうぞ。
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