ワールド工芸のイベント限定品、近鉄デ12を組み立てています。
ワールド工芸のイベント限定品、近鉄デ12を組み立てています。
今回は当店特製完成品として販売させていただく予定です。
この形の機関車は個性が強くて店長は大好きです。国鉄ED36や西武鉄道の機関車など他にも似たような形の機関車がいることは有名ですね。
実車は近鉄名古屋線で活躍し、改軌後は養老線に移って昭和58年まで走っていたそうですが、残念ながら店長は見たことがありません。
最近のワールド工芸の一般的な電機機関車と同じようなパーツ構成のようで、車体はエッチング板が主体ですが動力ユニットは洋白板になっており、組み立て易さが重視されています。
ただ、この大きさの機関車にしてはパーツ点数が多いようで、組み立てには時間がかかりそうな気が・・・。
車体は強度が必要なので熱で溶けやすいロストワックスパーツ以外はハンダ付けで頑丈に組み立てます。
ワールド工芸のキットは大抵取り付けの目安となるガイドがあるので、ハンダ付けでも組み立ては楽な方です。
パーツどうしの直角と水平をきっちり出すことに注意すれば、歪むこともほとんどありません。
後の処理が面倒なので、なるべく表にハンダがはみ出ないよう注意して組み立てました。
この状態では本当に近鉄の機関車なのか疑ってしまいますね。
有名なのでどうみても西武の赤い電機に見えてしまいます。(笑)
でも、よく見ればパンタグラフの台座が近鉄独特の横型ガイシになっています。
車体の組み立ては難なく終わりましたが、デッキと台車まわりの組み立ては難しそうです。
説明書では塗装後に各パーツを接着で取り付けるような感じで記載されていますが、どうも強度が弱くなりそうなので心配・・・。
店長個人用ではなく、特製品として販売させていただく予定の商品なので、強度を保てるよう説明書とは違うやり方で組み立てます。
ハンダだらけで少々見苦しいですが、強度を持たせるため細かいパーツまで、デッキまわりに関してはハンダ付けで組み立てます。
面倒なことになりますが強度を優先するために、全てのパーツを取り付けた後に塗装を塗り分けることで対処いたします。
特に前面の手すりは全てあらかじめハンダで補強いたしました。
台車枠とデッキは塗装後に組み上げる形としております。
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