貼るダケシリーズの新製品、滑走路ランウェイナンバーシートを1枚210円で6月1日より発売いたします。
貼るダケシリーズの新製品、滑走路ランウェイナンバーシートを1枚210円で6月1日より発売いたします。
既に発売済みの滑走路シートの追加ラインナップという位置づけとなり、これまで一部分の再現にとどまっておりました滑走路をフルサイズで再現できるようになります。
ランウェイナンバーとは滑走路に末端に標示されている標識で、滑走路に進入してくる航空機に対して良く見えるよう大きく描かれています。正式には「方位指示標識」といい、滑走路の方位を示すためのものです。
これは真北を起点に10度ごとに表され、01から36まであります。余談ですが、「Gメン75」というTVドラマがあり、オープニングで滑走路の上を歩く刑事たちが印象的でしたが、そのランウェイナンバーが「75」と大書きされていたのは有名ですね。
でも、ランウェイナンバーは方位を10度ごとに表しているものなので、最大でも「36」までです。75なんてランウェイナンバーは存在しません。
余談ついでにもうひとつ。なぜ滑走路の末端に方位を示す標識が必要なのでしょうか?
その答えは風向きにあります。航空機は一般的に風に対して進むように作られており、前から向かってくる風には強いのですが、横風には意外と弱いものです。
そこで地上の管制官から風向きの情報をもらうと同時に滑走路の方位も知ることで、なるべく風に向かって着陸と離陸を行うというわけで滑走路の方位が重要になります。
ちなみに少し大きな空港には横風対策として、十字にクロスするようにもう1本滑走路が用意されています。
写真のようにヘリコプターも滑走路を利用して離陸することがあります。
お店の近くにある八尾空港ではよくこのような光景が見られます。
ちなみにこの27というランウェイナンバーは八尾空港をモデルにしておりますが、仙台空港や浜松基地、神戸空港や宮崎空港も同じナンバーの滑走路を使用しています。
旅客機が飛来しないセスナやヘリばかりの八尾空港ですが、実は十字にクロスする横風滑走路もある本格的な空港だったりします。全国的には珍しい形態の空港ですね。
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