ワールド工芸のクラウス17号機を制作中(その2)
ワールド工芸のクラウス17号機を制作中(その2)
ボディの組み立てが終わったあとでもこれだけの部品が残っています。
明らかに動力ユニットに関係する部品の方が多いですね。
蒸気機関車の組み立てはこれからが大変なのが、この部品の多さを見てもわかります。
これでも動輪でテンダーもない2軸のBタンク機だからマシでしょうけど・・・、D51やE10などもっと大変でしょうね。(笑)
動力ユニット自体はワールド工芸の製品に慣れていれば2時間くらいで出来上がります。
蒸気機関車でなければこれでめでたく完成なのですけどね・・・。
これからさらにロッド類を取り付けるため、なるべく軽やかに走行するよう微調整は念入りに行います。
クロスヘッドは初めから組み立て済みのためまだ簡単な方だとは思いますが、これだけの部品を取り付けることになります。
説明書ではメインロッドを第一動輪に取り付けてからリターンクランク止め?を動力ユニットにねじ止めするよう記載されていましたが、店長はロッドを曲げてしまうリスクを避けるため先にねじ止めしました。
こうしておくとメインロッドの取り付け時にクランク止めにひっかけて取り付けができるので楽になるというメリットもあります。
メインロッドを第一動輪にピンで固定して、シリンダーを動力ユニットに取り付けます。
そのシリンダーに付いたスライドバーにクロスヘッドをはめ込むのですが、Bタンク機という小ささのために非常にはめにくかったです。
こういうところは小さい方が難しいかもしれません。力任せに入れてロッド類を曲げてしまわないよう注意しないといけませんしね。
最後にリターンクランクごとメインロッドとサイドロッドを第二動輪にピンで止めれば完成です。
説明書をよく読んで前進側に5度傾けてピンを固定するのも忘れずに・・・。これを怠るとロッドの動きがぎこちなくなってしまいますので要注意です。
片側が終われば反対側も90度位相をずらすことに気をつけてロッドを取り付ければ完成となります。
店長はあまり蒸気機関車を組み立てないので、ロッドの取り付けだけで2時間くらいかかってしまいました。
5度ピンを傾けて第二動輪に固定することと、左右で90度位相をずらしてロッドを固定することに気をつけていれば、軽やかに走行してくれます。
ぎこちない動きをするときはどこかがずれているか、ロッドがひっかかっているので修正をしましょう。
これでようやく動力ユニットは完成しました。これで進捗率は90%くらいとなりました。
続きは後日に・・・。
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