ワールド工芸の秩父鉄道デキ501を制作中です。
ワールド工芸の秩父鉄道デキ501を制作中です。
少し古い製品なのでパッケージは現在の紙箱ではなく、懐かしいクリアケースに入ったものとなっています。
昔はこのクリアケースに入ったキットを良く買ってきて、コツコツ作っていましたね。
ちなみにこのクリアケースになる前のワールド工芸のキットは今の紙箱とはまた作りが異なる紙箱でしたね。
構成は今のキットとさほど変わらないように見えますが、当時は洋白のパーツが少ないです。
大きく変わったところといえば動力ユニットの構造くらいですが、この差は大きいかもしれません。
このキットはオーソドックスなワールド工芸らしい標準的なキットですが、ただひとつだけ余計な(笑)作業があります。
写真のように前面の角を削って丸みを作るため、角の内側に多目にハンダを流し込む必要があり、これが慣れていないと結構難しいですね。
流しすぎると目も当てられない状態になりますので気をつかいます。
裏側にハンダを盛り付けて裏打ちした角をヤスリで削って丸みをつくります。
奥が加工前の角が立った状態、手前が加工後の丸みをつくった状態なのですが、分かりますでしょうか?
今のキット構成ならば、ロストワックスで出来た丸みのある前面を貼り付けるだけなのでしょうけど、この当時のキットはこういう構成のものが多かったですね。
まだ未塗装の状態ですが、なんとなく秩父のデキらしい面影ができましたね。
角を丸めること以外はそれほど難しい作業のない、作りやすいキットでした。
ワールド工芸のキットは当時から精度の高いすぐれた製品だったことが良く分かります。
塗装しやすいよう特にデッキ周りは各パーツに分かれています。
こういう工夫がされているのもワールド工芸のキットの良いところです。
ちなみに屋根だけは組み立てに工夫して別にしましたので、説明書通りにボディに固定して作ると塗り分けが必要になります。
構造が古いキットのままなので、軽く走るように調整するのが大変でした。
動力ユニットに関しては現在のキットのほうが遥かに進化していますね。
あとは組み立てるだけですが、続きは後日に。
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