カトーのNゲージ、アルプスの氷河特急をグレードアップしてみました。工賃は基本&増結フル編成の場合1900円で承っています。
カトーのNゲージ、アルプスの氷河特急をグレードアップしてみました。
説明書にも記載がありますように、そのままではPWMのコントローラーでは正常に動作しないので、基板上にあるコンデンサを撤去します。
分解するとすぐに基盤が見えますが、その上の小さくて四角い黄土色の部品が撤去するコンデンサとなります。
ニッパーで強引に切断する方もおられますが、基盤にとっては負担がかかりますので良くありません。
説明書では中央の1個のみ撤去するよう記載されていますが、端にあるもう1個も撤去すると停車中でもヘッドライトが点灯するようになります。
ただし、点灯しないはずの反対側のライトがチラつくという問題が発生してしまいますが、店長は明るいところでは気にならないのであまり問題だとは思いませんし、暗いところでは少し目につきますがそれはそれでパンタグラフのスパークのようにも見えますので撤去しました。
動力ユニットを外したついでに、長さがあるせいかどうしても目に付いてしまう大きなアーノルドカプラーを何とかしたいと思います。
構造を見るとナックルカプラーがそのまま付けられましたので交換してみました。
実車とは連結器の形が異なりますが、アーノルドカプラーよりはマシでしょう。
停車中もライトが点灯するようになっていますね。
連結器の周りもスッキリしました。見慣れた連結器なので意外と違和感がありません。
ちなみにこちらの加工はコンデンサ撤去が1両500円、連結器交換がカプラー代別で1両200円で承っております。
当店で機関車を購入いただければ無料でサービスさせていただきます。
どこを加工するかといいますと、カッコ悪くて仕方がない連結間隔を改善したいと思います。
HOゲージと比較のため並べてみましたが、急カーブに対応するためということで異常に広い連結間隔になっていることが分かります。
客車にはこちらのいわゆる「かもめナックルカプラー」を使用します。
このカプラーでないと簡単に入らないような台車の構造になっています。
カプラーが入手しにくいのであまり使いたくなかったのですが仕方ありませんね。
比較のために加工前の車両と並べてみましたが、いい感じに連結間隔が縮まりました。
長すぎる幌も邪魔になりますので、片側は撤去しています。
この客車は連結時に白十字のスイス国旗が現れるよう、連結の向きが決まっていますので片側の幌を外しても問題はありません。最後尾の客車のみ両側の幌を残しました。
この連結器ではさすがにR150のような急カーブは曲がれませんが、通常使われるR280ではS字でも問題なく走行いたします。
遠くから列車をみた際の見栄えは良くなりますので、連結器の交換はオススメです。
ちなみにこちらの加工はカプラー代別で1両200円で承っております。当店で客車を購入いただいた場合は半額の1両100円で交換させていただきます。
S字カーブでも後押しでも問題なく走行しております。
連結器を交換するだけでグッと本物らしくなりましたね。
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