グリーンマックスの東京モノレール1000形旧塗装を組立中です。
グリーンマックスの東京モノレール1000形旧塗装を組立中です。
パッケージはこんな感じのものです。
以前に組み立てて特製品として販売した新塗装のものと同じです。シールだけを貼って旧塗装の箱にしているようなので、おそらくシールを剥がすと・・・(笑)何かがでてきますね。
グリーンマックス製品となっていますが、元はフジミのプラモデルでもあります。
未塗装のフジミ製とは違い、モノレールの車体のみグリーンマックスのものは塗装済みです。
付属のレールはモノレールを載せて飾るには少ないので、フジミのレールを追加して全編成を載せて展示できるようにしました。
というわけで、統一感を出すためにレールは改めてグレーで塗装いたしました。
そのまま組み立てたのでつまらないので、モノレールの車体には室内灯を組み込んで、先頭車のライトも点灯化いたします。
そのままでは室内灯の明かりが車体を通して透けてしまいますので、屋根の内側には遮光テープを貼り、室内の側面は下塗りにブラックを塗装しております。
車内はこのようにベージュに塗装してみました。
実車に近い表現と室内灯の反射効果を兼ねております。
ちなみにこの室内の組立ては想像以上に大変でした。座席を1脚づつ接着するとともに肘置きも1個づつ取り付ける必要があります。
ここまでで丸1日かかってしまいました。
ここからは翌日の作業です。
室内の側面に当たる部分は下塗りのブラックで塗装した後、室内色のベージュを塗りました。
車体の屋根内側には室内灯用のチップLEDを直接ハンダ付けしております。ただ、そのまま付けたのでは熱で車体が溶けてしまいますので、厚めの両面テープで断熱しています。
床板の集電部はこのように作りました。
車体とは簡単に取り外せるよう、扉部分に接点を設けております。
接続不良を防ぐため、すべての集電&接点部では2箇所ずつで接続するよう配線いたしました。
モノレールの電動化は難易度が高くてあきらめました。静止したストラクチャーとしてライトと室内灯が点灯するように考えていますので、常に+と-は決まった接点から給電される構造といたしました。
思ったより配線に時間がかかってしまいましたので、2日目もこの時点で閉店時間となってしまいました。
ということでここからは3日目の作業です。
レールといっていいのか分かりませんが(笑)、給電は写真のように桁の両側に銅はくテープを貼ってレールから集電するようにしました。
こうすることで手動ではありますが、モノレール自体は動かすことができるように配慮しております。
ストラクチャーといえども、動かせるものは手で動かしたいですよね。
スカートを取り付けてレールに乗せるとこんな感じになります。
ヘッドライトとテールライトはそれぞれの先頭車に固定して搭載しました。つまり、羽田向きの6号車にはヘッドライトが、浜松町向きの1号車にはテールライトが点灯するよう配線しております。
進行方向は決まってしまいますが、ここはストラクチャーとして割り切りました。
両方を点灯させることは遮光の難しさとスペースの狭さから諦めざるを得ません。
レールへの給電は当然のごとく、橋脚を使います。
写真のようにブリッジダイオードで、どちらから+が流れてきてもレールには常に決まった側に+が流れるように工夫しております。
下側にはコネクターを内蔵して取り外し式にしました。
このようにコードを接続すると給電ができ、取り外すとコードを逃がす穴を開けなくても橋脚を立てられるように考えました。
もちろんこのコードの先は当店オリジナル商品の光るダケシリーズ共用のコネクターになっていますので、別売のACアダプターを用いて家庭用コンセントから電源を得ることも、パワーパックから電源を得ることも簡単にできるようになっています。
作業3日目はここまでで閉店時間となってしまいました。
丸3日かかってここまでできましたが、続きは明日となります。
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