北近畿タンゴ鉄道のレインボーリゾート号をつくっています。(その1)
北近畿タンゴ鉄道のレインボーリゾート号をつくっています。(その1)
エーデルシリーズの展望車と同じ前面ながら、キハ58と28をタネ車に改造された(エーデルシリーズはキハ65から改造)異端児です。
1989年から7年間しか活躍しなかったため、あまり知られていないですが、タンゴディスカバリーが登場するまで実在していた車輌です。
店長はこういう変わった車輌が大好きで、いつかは作りたいと思いながらも資料があまりにも少なくて断念しておりました。
ところが先に同じレインボーリゾートを製作された当店のお客様より、いろいろと教えていただき資料をそろえることができましたので、ようやく重い腰を上げて作ることにした次第です。
タネ車はマイクロエースのエーデル北近畿の展望車(6両化の際に余った車輌?)部分を使い、トミックスのキハ28とキハ58と切り継ぎいたします。
ここでカトー製を使わなかったのはお客様の情報で、マイクロエースとは断面が合わないとのことでした。
早速いつものようにIPAに漬けて塗装を剥がしました。
マイクロエースのエーデルが白い成型色なのは予想通りだったのですが、トミックスのキハは成型色が白色のものとクリーム色のものに分かれていますね。
おそらくヘッドライトが電球のリニューアル前の車輌が白色で、LEDになったリニューアル後の車輌がクリーム色だと思われますが、色が違うだけで型は全く同じようです。
どちらでも同じですが、リニューアル後のクリーム色の方を展望車に加工するタネ車とすることにしました。
とりあえず資料を見ながらおおよその位置で切断し、車体の長さが変わらないように気をつけながら、ヤスリで微調整してキチンと直角が出るように合わせました。
余った運転台は勿体無いので何か別のことに使います。
後の加工のやり易さと仕上がりのキレイさを優先して、写真のように展望室のすぐ後ろで切断して繋いでおります。色が違いますので分かりやすいですね。
ということで、ひたすらヤスリで修正してキレイに仕上げました。
キハ28がタネ車の方は給水口も埋めて新たに移設するとともに、洗面所が撤去されていますので窓も埋めておきます。
屋根板も現物合わせでカットして、展望室のすぐ後ろには大きなクーラーが載りますので屋根を削って低屋根にします。この辺は実車の写真がないので適当かも・・・。
車体の加工が完了したので、サーフェイサーを吹いて仕上がりのチェックをしました。
展望車の2両は大変な加工だったのに対し、中間の2両は何も加工する必要はなく、ただ塗り替えるだけですね。
続きは後日へ・・・。
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