北近畿タンゴ鉄道のレインボーリゾート号をつくっています。(その2)
北近畿タンゴ鉄道のレインボーリゾート号をつくっています。(その2)
シルバーのボディに赤と緑の細帯が巻かれている比較的シンプルな塗装ですが、それだけに帯の表現次第で印象が左右されるので塗装は緊張します。
まずは帯の色となる赤色を側面全体に吹き付けます。お客様からはモンザレッドを使うと良いと聞きましたが、資料を見るともう少し深い色がいいかなと思い、いろいろプラ片に塗って試してみた結果、グリーンマックスの京急バーミリオンを使いました。
次に赤い帯を残す部分だけを1mm幅のマスキングテープで覆って、色漏れを防ぐため京急バーミリオンを薄く吹いた後、乾燥したのを確認して帯色の緑を塗りました。
この緑は暗緑色がいいと資料には記載されていましたが、写真を見ると赤とは逆にもう少し明るい方が合ってる気がしましたので、こちらはグリーンマックスの緑15号を使っております。
最後に緑帯を残す部分を1mm幅のマスキングテープで覆って、色漏れを防ぐために緑15号を薄く吹いた後、お客様に教えていただいたグリーンマックスのアルミシルバーを全体に塗装しました。
というわけで塗装が完了したのが写真の状態です。
今回使った1mm幅のマスキングテープは優秀ですね。ほとんど色漏れなく仕上げることができました。ちなみにこのテープは新しくお店に置いている「アイズ」の商品で、1巻168円にて販売中です。
さすがにマイクロエースの下回りを使うとキハ65になってしまいますのでアウトです。
面倒ですが、トミックスのキハ28・58の下回りにマイクロエースのライトユニットと展望室の座席パーツをつないで、下回りに流用することにします。
さらに展望車同士の2両編成で走行させたいので、キハ58ベースの方はモーター車の下回りを移植することにしました。
現物合わせでいろいろ検討した結果、走行性能は落としたくないので動力ユニットはなるべく加工せずに移植します。
写真のように前部のみダイカストブロックをノコギリでカットして、ライトユニットと遮光パーツの厚みをコンパクトに加工してみました。
車体に何とか収まるよう展望室の座席パーツも極限まで薄く削ってあります。
0.5mmくらい高さが高くなってしまいましたが、何とか展望室の座席パーツは収まりました。
ただし、高くなった分だけ側面窓のガラスが当たりますので、こちらも少し削っております。
ヘッドライトとテールライトはそのまま移植していますので問題ナシですね。
キハ28がベースになる方の加工はトレーラーなので少しは楽です。
現物合わせで元のキハ28の座席パーツをカットしたところへ、エーデルの展望室の床板を置きました。
偶然なのですが、台車を止めるネジ穴がピッタリ合いましたので、かなり楽ができました。
後はライトユニットと遮光パーツと、エーデルの床板から切り取った前部の床板パーツを組み合わせてはめ込みます。
試しにエーデルのライト消灯スイッチを入れてみたらそのまま入りました。
消灯スイッチは使うことがありませんが、なんだかラッキーですね。
ついでに前面はトミックスのボディマウントTNカプラーにして、少しグレードアップさせてみました。
ここまで出来れば完成はもうすぐですが、続きは後日です。
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