トミックスのキハ20系にDCCデコーダーを入れました。
トミックスのキハ20系にDCCデコーダーを入れました。
今回は両運転台&モーター車に入れるので、いつものカトーのフレンドリーデコーダーではなく、デジトラックスのDZ143を入れました。
単にコードを接続しただけでは前後の運転台で個別に尾灯をON/OFFすることになり、前後進のたびに手で切り替える必要があり面倒です。
そこで、このデコーダーの場合はCV値を変えて使いやすくします。まずF1で尾灯を制御するためCV35を12に、そのままではF2で片側の尾灯だけが点灯しますのでCV36を0にします。最後にCV51を24に、CV52を8にすることでF1がONの時だけ進行方向に応じて後尾側の尾灯が点灯するようになります。
トミックスのハイグレード製品は床板にライトの点灯ユニットがついているので、DCC化の際は少し工夫を要します。
店長の場合は写真のようにライトのON/OFFスイッチを流用して基盤に加工を施したうえで、なるべく床板に穴を開けなくてすむように必要最小限のコード接続でDCC化しています。
トレーラー車の場合はいつものように、カトーのフレンドリーデコーダーを使っています。
ライトユニットの基盤自体の加工はモーター車と同じなので、後はなるべく目立たないようにデコーダーを設置するだけです。
こちらはDZ143と違って設定を変えることなくヘッドとテールライトのON/OFFと前後進の切替えができます。
DCC化しましたので、写真のように同一線路上に車両があるにもかかわらず、個別にライトの制御が可能となりました。
先頭の車両はテールライトが点灯しているのに、後ろの車両ではヘッドライトが点灯するなんて、アナログでは決してマネのできない芸当ですね。
ちなみにこちらの加工工賃ですがデコーダー代別(モーター車用DZ143は当店価格4700円、トレーラー車は1418円)、モーター車が1両6000円、トレーラー車が1両5000円となっております。当店で車両を購入していただければ一律で1000円割引させていただいています。
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