ワールド工芸のED19を組み立てています。
ワールド工芸のED19を組み立てています。
お客様からのご依頼分なのですが、いろいろと手間がかかると聞いている難しい機関車の組立てキットです。
ED19自体はクリアケースに入った昔のキットを何両か組み立てたことがありますが、この紙箱になってからのリニューアルされたキットは初めてとなります。
リニューアルされているとは言え、そんなにキット構成も変わらないだろうと思っていたのですが・・・。
開けてビックリ! 中身はまったく変わっています。
銀色の板ばっかりが入っていて見慣れた金色の板がほとんどありません。(笑)
素材が洋白の板になっていますので、価格が高くなったのでしょうか?
洋白の方がディテールが細かく再現できているような気がしますね。
素材が違っても作り方は変わりません。
まずはボディからハンダ付けで組み立てます。
気のせいかも知れませんが真鍮板よりも熱のまわりが早いような・・・。
組立てがサクサクと進みますが、余計な熱がまわらないよう素早く作業をしなければいけません。
リニューアルされてからはパンタグラフも組み立てる必要があります。
写真のようにバラバラになっているものを組み立てるのは大変です。細長い真鍮線の扱いが特に・・・。
部品同士の合いもイマイチなので、パンタグラフがちゃんと動くようにする微調整が大変でした。
というわけでここまで組みあがりました。
集中力が続かなかったので、気が向いたときに時間をかけて組み立てるという工法にしたため、ここまで一週間弱かかっております。
特に台車が何枚もの板を重ね合わせて厚みを再現し、補強するようになっていたので通常の3倍くらい時間がかかりました。
というわけで動力ユニットをボディに仮に入れて、走行試験いたしました。
塗装する前に試験しておかないと調整ができませんから、大切な工程です。
さすがにリニューアルされた製品なので、動力関係の調整にはそれほど時間はかかりませんでした。昔の製品はここが大変でしたからね・・・。
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