懐かしいカトーのTGVを加工してみました。
懐かしいカトーのTGVを加工してみました。
今のTGVは銀色のもっと洗練されたデザインに変わっていますが、店長の世代にはTGVと言えば、このオレンジ色の初代TGVです。
昔からカトーで販売されており、地元の模型屋さんでも入荷していたおなじみの商品です。
加工といっても写真からは分かりにくいところです。
まずは両端の機関車と客車をつなぐドローバーを交換しました。
左が元から製品に付属しているもので、右が交換した新しいドローバーです。
もうお分かりだとは思いますが、グリーンマックスの完成品によく付属しているものを利用しました。
交換すると広すぎる連結器の間隔が、少し狭くなって実感的になります。
写真は比較のために並べたもので、上がオリジナルのドローバーでの連結状態、下がグリーンマックスのドローバーに交換した状態です。
ずいぶん実感的な連結間隔になっているのが分かりますでしょうか?
次に行ったのが先頭部への連結器装着です。
よく見られる2編成併結のTGVにしたかったので、所有する2編成のうち片方の編成の先頭車のみ取り付けてみました。
やり方は簡単で、トミックスのTNボディマウントカプラーのうち品番0337のバネ付きSPタイプを、動作に影響するギリギリ限界まで周辺をカットしてスキマに押し込んだだけです。
もちろん、車体の方の加工も必要ですが、先端部のカバーをただ切り離すだけなので簡単ですね。
TNカプラーのカット後の寸法と、車体内部のスキマの寸法がちょうど良い感じだったので、現物あわせで入れてみたら見事に上手く固定された次第です。
先頭部が流線型ということもあり、引っ張れば引っ張るほど連結器は固定され、奥にあるネジ穴の出っ張りが押しても連結器が入らないようにしてくれています。
店長がイメージするTGVはカッコイイ先頭部ではなく、この2編成併結の先頭部同士が向かい合った部分でした。
今でこそ新幹線でもこういう姿は見られますが、当時は新幹線でも見られない、何といいますか非常にココロがそそられる光景でした。
先日、比較的安価でもう1編成を手に入れましたので、さっそく再現してみたというわけです。
さすがに当店のレイアウトで20両もつなぐと長すぎますね。(笑)
長すぎて後ろのほうが見えません・・・。
店長は休憩時間に当分これで遊ばせていただきます。
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