あいかわらずトミーテックの技MIXフライトユニットと格闘中・・・です。
以前に発売されたトミーテックの技MIXシリーズのフライトユニットですが、ダメですね。
なんとか自力でヘリコプターが飛ばないものかと、ヘリコプターを2機に増やしたりいろいろ試行錯誤していました。
しかしながら、明らかにヘリのローターでは推力不足でして、パッケージの説明にあるようなグルグル飛び回るという状況には程遠い状態です。
このままでは納得がいかないので、どうしようかと考えていたところ・・・。
お客様が小型の旅客機として有名なYS-11や、自衛隊の偵察機ホークアイのプロペラをモーターで稼動するようにした改造作品を見せにこられました。
そこで、写真のトミーテックの技MIXローター回転ユニットを使って、お客様の真似をするみたいで申し訳ないですが、アイデアをいただきプロペラ機のプロペラを稼動させ、フライトユニットを動かすことに挑戦してみることにしました。
プロペラならヘリコプターのローターと違って、水平に動かすものだから効率が良いだろうと考えたわけです。
さっそく、Nゲージに近いサイズの1/144ホークアイを手に入れてプロペラを動かす改造に取り掛かりました。
が、ローター回転ユニットのモーターを流用しようとしてビックリ・・・。
モーターがあまりにも小さすぎます。これでは必要な推力が出そうにないですね。
ということで、たまたま部品で持っていたワールド工芸のモーターを使うことにしました。
プロペラユニット内にも少し内側を削ればなんとか入るサイズだったのもラッキーなことです。
2つあるプロペラと電源装置とつなぐ2又のコネクターは、トミーテックのローター回転ユニットからそのまま流用します。
というわけで現物合わせで削りに削ってプロペラにモーターを接続しました。プロペラの回転方向が実機と同じになるように配線の色合わせておきます。
機体下部には電源と結ぶコネクターを、これまた現物合わせで削って埋め込みました。
メンテナンスが簡単にできるようにプロペラユニットからの配線は翼の裏に貼り付けた銅はくテープに半田付け。
機体の中の電源からのコネクター配線とは、写真のように翼を取り付けると同時に接触するようにしてみました。
こうしておくといつでも気軽に分解することができます。
というわけで、完成後にフライトユニットに取り付けて、乾電池ボックスのスイッチをONにしました。
プロペラが回るだけで、グルグル動きまわる気配はありません・・・(涙)。
手で押すとしばらく回りますがやがて止まります。乾電池2本だと6Vしかないので推力が足りないのですね。
もうフライトユニットで楽しむのはあきらめました・・・。
ということで今度はリアルな動きを目指すことに。
当店オリジナル商品の加減速機能付パワーパックに接続して、だんだん電圧を上げていくことでプロペラの加速感を楽しみます。
実機の場合、いきなりプロペラを始動して全開にもっていくことはせず、エンジンを温めながらゆっくりと回転数をあげていきます。
そのプロセスを再現してみました。興味がある方は下のリンクをご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=4JGX6HbHDSI
なかなかいい感じに始動してくれます。
余談ですが、電圧を上げていくとプロペラが実機のようなうなりをあげて、固定しているスタンドごと前進しようとします。(動画では安全のため、半分くらいの出力で止めています。)
さすがに12Vだと飛んでいきそうなくらいの推力がでますね。
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