トミーテックの鉄コレ、下津井電鉄モハ103+クハ24にモーターを入れて動力化しました。
トミーテックの鉄コレ、下津井電鉄モハ103+クハ24にモーターを入れて動力化しました。
サイズはNゲージと同じ1/150なので、ナローらしい小さなボディゆえに既存の動力ユニットは簡単には使えません。
そこで手元にあったZゲージの動力を入れてみることにしました。これだとZゲージの6.5mm線路がナローゲージとしてそのまま使えるので便利です。
箱の横にそれらしく置いているのが今回使ってみる動力ユニットです。処分価格で売られていたZゲージの485系のものです。
幅は問題なくボディに入ったのですが、さすがに長さはオーバーします。
とりあえず動力ユニットを分解してみました。Nゲージとあまり変わらない構造です。
片方の動力台車のギアを抜いてダミー化したうえで、片台車による駆動にしてしまえば簡単に長さは短縮できそうです。
というわけで現物あわせでいろいろ試行錯誤しながら、動力ユニットの長さを短縮してみました。
手前に転がっている部品は撤去およびカットした残骸です。
このあたりのものを取り去れば簡単に短縮できるというわけです。
ただし、そのままではボディと屋根を固定するネジ穴が邪魔になって、動力ユニットをボディにセットできません。
写真のようにリューターを使って削りました。
見て分かるようにナローの小さなボディに無理なくガラスの表現をするため、透明な成型色のボディに色を塗ってガラスを再現していますね。これではライト点灯化や室内灯を入れるのは遮光が困難です。おとなしくあきらめましょう・・・(笑)。
動力ユニットの上面に結構大きな面積でウエイトが載っていますが、これがないと軽くてまともに走りません。
このウエイトの上に厚めの両面テープを貼ってボディに固定しました。
ちなみに連結器は元の動力ユニットについていたものを有効活用しています。
さっそくお店の試運転台でテストしました。思っていたより快調に走行いたしました。
ただ、お店にZゲージの線路はここにしかありませんので、1mほどの往復運転しかできません。
書き忘れておりましたが、Zゲージの車輪は無加工でクハ24にはまりました。Zゲージ線路でのトレーラー化は非常に簡単です。
横から見るとこんな感じです。モハ103に入っている動力ユニットが結構目立ちますね。
ウエイトを撤去すれば見栄え良くなりそうですが、まともに走らないので我慢いたします。
違和感がないように台車はグレーに塗りましたが、よく見れば小さな485系の台車と床下ですね。手軽に動力化したかったので、ここも我慢いたします。
たまたま近くにあったグリーンマックスの近鉄2610系と並べてみました。
同じNゲージながらボディの大きさはここまで違うものなんですね。
桑名ではナローゲージの北勢線とJRや近鉄が並びますが、ここまで真横に並ぶシーンは見たことがないので、これほど大きさに違いがあることに気づきませんでした。
ちなみにこの鉄コレと幅が収まるZゲージの動力ユニットを用意していただければ、5000円で動力化の加工も承わります。
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