4車体の長い路面電車、グリーンムーバー「ポートラム」をつくってみました。
4車体の長い路面電車、グリーンムーバー「ポートラム」をつくってみました。
表題は冗談なのですが、見てのとおり富山ライトレールのポートラムを加工して4車体をつないでみました。
モデモから発売されるはずのグリーンムーバーがまだ出ないので、待ちきれずに長い路面電車をお遊びでつくってしまったわけです。
こんなことをしているくらいですから、今週はちょっと暇です。(汗)
ベースとなったのはトミーテックの鉄コレシリーズです。
さすがにカトーの高級品には手を出せません・・・。
金額的には安いのでたいしたことはないのですが、数が多いので見た目には不良在庫となりつつあるポートラムシリーズをどうしようかと考えていて、こういう遊びを思いついた次第です。
本当は3車体くらいの方が、法律上の上限である20mに収まるので都合が良かったりします。
ただ、今回は手軽に加工したいので22cmくらいの長さになってしまいますが、2車体+2車体がそのまま使える4車体でつくることにしました。
実車のグリーンムーバーと同じく、20mを超えていても特例で認可が下りたということにしてください。
まずは不要となる運転席部分をカットして2車体目をつくります。
非常にやわらかい素材なので、あえてカットソーを使わずカッターナイフで少しずつ切りました。
切るときは中に動力ユニットを入れておくと車体が歪まずに、キレイにカットすることができます。
3車体目は連接部が必要なので、2車体目用に持っていった車両の相方の運転席をカットしました。
そのままでは動力ユニットに嵌らないので、屋根の開口部を現物あわせで大きくカットいたしました。
連接部の反対側には4車体目の連接部が来るので、当たらないよう丸く屋根をカットしておきます。
上側がオリジナルの連接部、下側が新たに追加した連接部です。
2mmほどオリジナルより車体の間が開いてしまいますが、急カーブへの対応のため妥協した結果です。
というわけで車体の加工はできました。
奥から順番に1車体目・2車体目と並んでいます。
まるでパズルのようですが、パンタグラフの位置と連接部の有効活用を考えた結果、このような配置でつなげることにしました。
2車体+2車体の連接部の構造はこのように加工しました。
現物あわせで長さを確認しながら、運転席パーツを上手く残して小さなネジを挿入。
それを相手の運転席パーツを撤去した下にある、ダイカストに開けた穴に差し込んで連結します。
こうすると2車体+2車体で分割ができますので、持ち運びも楽になります。
さすがに4車体同時に持つのは大変ですからね。
車体の横に「ポートラム」と大きく書かれているので、名前はグリーンムーバー「ポートラム」ということにしました。
広電のグリーンムーバーの代わりとして作ってみたので、緑色の車両だけを使ってみましたが、完成してみると赤や青など他の色々な色を組み合わせて、カラフルにつくったほうが良かったかなという気がします。
改造した連接部はオリジナルよりも少しスキマが開いてしまっていますが、パッと見ただけでは分からないですよね。
やっぱり分かっちゃうかな・・・。(笑)
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