カトー製のHOゲージ、DE10に永末システムさんのサウンドデコーダーを組み込みました。
カトー製のHOゲージ、DE10に永末システムさんのサウンドデコーダーを組み込みました。
当店で取り扱っている新品商品に組み込んで欲しいというお客様のご要望で、DE10への組み込みは初めてとなります。
まずはDE10の小さなボディを外してみました。中身はこんな感じで、予想通り空きスペースはかなり狭いです。
この中にDCCデコーダーやコンデンサーに加えて、スピーカーも入れる必要がありますので難易度は高いですね。
ということで、途中の過程は省略して写真のように組み込んでみました。
まだライト関係は配線していないのですが、とりあえず走行テストまではできる状態です。
小さいボディの中に入れるのは大変だったのですが、ウエイトを外したり削ったりしてスペースを確保した中に、スペーサーを作ってスピーカーを固定しています。
本来は床下にスピーカーは設置したかったのですが、モーターを固定しているダイカストが邪魔をしているので断念しました。
キャブの中にはキャブライトを仕込んでいます。
キャブも小さくて作業は大変ですが、Nゲージに比べればまだマシでしょう。
今回は配線が目立たないように、壁に沿って導電性テープを貼り通電させることにしています。
ライト関係の配線まで完了した状態です。
配線が多いのでボディを元通りにはめ込むのは少々コツが必要となります。
配線の色分けは組み込みの都合上、独自のルールで行っています。DCCのルールに従っていませんので参考にしないでください。
完成後、試運転の際の様子です。キャブライトと入換え標識灯を点灯させました。
床下にスピーカーを設置できるDD51ほどの音量はでませんが、ボディの中に入れたスピーカーでも、上手くボディ自体をコーン代わりにすることで実用上問題のないレベルにしております。
興味がある方は以下のリンクをクリックしていただくと動画を見ることができます。
http://www.youtube.com/watch?v=8WyR6VMaBbM
キャブライトとテールライトはこんな感じに光ります。
こういうものがスイッチひとつで制御できるのがDCCの良いところですね。
ちなみに今回の料金ですが、車両本体は新品のお取り寄せなので定価の20%OFF、取り付け工賃はデコーダー代込み5万円にて承りました。
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