貼るダケシリーズの新製品、プールシートの使い方を紹介いたします。
貼るダケシリーズの新製品、プールシートを8月1日より1枚210円にて販売いたします。
そこで今日はこのプールシートの使い方を紹介させていただきたいと思います。
今回発売するプールシートは、学校のプールから市民プールや流れるプールなど全部で8種類あります。
全て写真のように用紙に印刷したシート状のものでの発売となります。
このままではあまりに平面的なため、利用する際は以下のように加工が必要です。
まずはプール底面とプールサイドを切り取ります。
写真の25mプールのように直線状のものは切り取りが楽ですが、流れるプールのように曲線基調のものはそれなりの技術が必要です。
まあ、丁寧に作業すれば大丈夫なのですが時間はかかりそうですね。
次に、立体的にするため5mm厚くらいのポリスチレンボードを使います。
カットしたプールサイドをガイドにしながら、プールの底となる基礎部分と、プールサイドのみ2つを、写真のように切り取って用意します。
この時、カッターナイフを使ってできるだけ一気に奥まで刃先を入れて切断したほうが、断面はきれいになります。なるべく断面が垂直になるように気をつけてカットしてください。
カットしたポリスチレンボードに、切り取ったプールシートを貼り付けます。
プールサイドは写真のように、辺ごとに切ってから再度貼り合わせる様にすると、歪まずにキレイにつけることができます。
のりなど水分があると用紙にしわが入りますので、必ず両面テープをつかって貼ってください。
プール本体は完成です。夏以外の季節であれば水を張っていないという設定でこのままでOKなのですが、最近は防災の観点からシーズン以外は防火用水として水を張っているプールがほとんどです。
そこで水面として手軽に再現できるものとして、透明なプラ板を利用します。あらかじめプールサイドをガイドにして、プラ板から切り取っておくと良いでしょう。
そのままプラ板をはると、底面に近いためほとんど水が残っていないプールとなってしまいますので違和感があります。
そこでプールによくある出入りのためのはしごを利用して、水面のかさ上げを試してみます。
はしごは何でも良いかと思いますが、ちょうどレンタルレイアウトで以前使っていたGMの信号機のはしごがありましたので、これを再利用いたします。
はしごをプールらしい薄いグレーに塗装したのち、3mmくらいの高さでカットしたものを、底面からサイドにゴム系接着剤で貼り付けました。
はしごの色はホワイトでも良いかと思いますが、ここでは存在感を出すためにあえてグレーにしております。
このはしごの上にプラ板を載せるようにして、水面を表現してみました。
水面を表現したプラ板のうえに、はしごの残りの部分を丸く加工して貼り付ければ完成です。
プールに水がいっぱい入っているように見えませんでしょうか?
この技法を使えばプールの深さはそれほど気にしなくても良いかと思います。
学校用のプールなので、最後に飛び込み台を作ります。
使ったのはポリスチレンボードの切れ端です。3mm角ぐらいで適当に切りました。
こだわる方はコースラインを分けるカラフルなロープなんかを水面に垂らすといいでしょう。
飛び込み台をコースラインに合わせて両端に貼り付ければ完成です。
プールシートとポリスチレンボード・透明プラ板があれば簡単にプールがつくれますね。
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