グリーンマックスの塗装済みキットから近鉄3200系を製作中です。(その1)
グリーンマックスの塗装済みキットから近鉄3200系を製作しています。
以前から作りたかった車両なのですが、独特の形状の前面をどうするか悩んでいました。
そこで、少々ずるい方法かも知れませんが、お客様にお願いして近鉄3200系の前面を作っていただきました。
残念ながら私にはこういうモノを作る技術力がありませんので、仕方ありません。
前面の目処がつきましたので、それ以外の部分はグリーンマックスの塗装済みキットから、ほとんどそのまま流用できます。
写真のように先頭車2両+中間車4両分を用意しました。
パンタの配置の都合で中間車は妻面に配管が付いているボディが3両分必要なのですが、店長は手を抜いて2両で済ませております。
まずは先頭車ボディについている前面をカットして、お客様に作っていただいた前面と交換いたします。
丁度、前面パーツと側面パーツを繋いでいる箇所に、成型の都合で薄くラインが出ているので、それに沿ってカットソーで切断いたしました。
店長は瞬間接着剤を使って固定したのち、補強のために裏側にエポキシ接着剤を使っております。
写真は固定前に撮ったもので、この後車体のみIPAに漬けて塗装を落としてから接着いたしました。
まだ気温が低いので、写真のようにポットでお湯を沸かして、湯煎しながら剥離いたしました。
IPAは揮発するので、剥離中はもちろんフタを閉めております。
車体の塗装を剥離している間に、屋根の加工に入ります。
まずはグリーンマックスの塗装済みキットの中から、パンタなし屋根板のうち先頭車用を2枚と中間車用1枚、パンタ付屋根板のうち中間車の両パンタ用を3枚を用意しました。
タネ車とはパンタの位置が違ってきますので、このような変則的な構成となります。
中間車の両パンタ用の屋根の中から2枚だけ、実車にあわせて片パンタ用に改造します。
ヒューズボックス側にパンタが付く事になりますので、タネ車の片パンタ用の屋根を使わずに、このように加工したほうが早いわけです。
加工後、屋根をグレーで再塗装すれば完成です。
実車と配管などが違いますが時間があまりないので、ここは目をつぶってそれらしくまとめてみました。
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