京阪の京津線80形をつくっています。
京阪の京津線80形をつくっています。
とは言ってもタネ車は写真のとおり、昔コンビニなどで発売されていたお茶か何かのオマケ商品です。
せっかくお客様から頂いたので、いつかはモーターを入れてNゲージ化しようと考えておりました。
2両あるので製品そのままのポール時代ではなく、パンタグラフに載せかえられた後の姿にしようと思います。
動力は先日発売されたばかりのトミーテック製路面電車用動力ユニットTR-01を使います。
小径車輪採用なので80形にはぴったりですね。簡単に動力化するにはこれ以外に選択肢はないかと思います。
箱の中身は写真のような感じです。いろいろパーツが入っていますね。
ボディから元の台車と床板を外しました。床板はオマケらしい作りをしております。
動力ユニットの軸間を最大にしてみましたが、それでも少し足りませんね。
ただ、お手軽改造なので軸間は無視して、このまま装着してみようと思います。
床板があまりにもオマケらしく、Nゲージでの走行用としては全く使えません。
そこで、もう1両のトレーラー用には、トミーテックの京都市交2000形を動力化した際に余った床板を流用したいと思います。
これだと車輪は動力ユニットと同じ小径車輪なので、加工は最低限ですみます。
ということで、1両には動力ユニットを、もう1両には先ほどの余った床板を装着してみました。
少し台車間の距離が短くなってしまいましたが、あまり時間を使って手を加えたくありませんので、これくらいは目をつぶることにします。
さすがにオマケ商品らしく、2両のボディには大きさにわずかですが差がありまして、片方のボディは少し狭いらしく動力ユニットが全く入りませんでした。
というわけで必然的にそちらはトレーラー車となりました。
裏返すとこのようにはめこんであります。
動力ユニット自体には何も手を加えず車体に納めています。
トレーラー車のほうの床板は真ん中を切って台車間を伸ばした後、狭いボディにはまるように現物あわせでひたすら削って両面テープで貼り付けています。
両者の間は余っていたグリーンマックスの近鉄用ドローバーを加工して付けています。
元のポール仕様のまま、まずは走行テストをしてみました。
プラ車輪のため少しトレーラー車が揺れますが、低速だと返ってそれがリアルに見えてしまいます。
思っていたより調子よく走行したので足回りはこのままで行こうかなと思います。
テスト後、さっそく屋根にあったポールのモールドを削り、片側にはパンタグラフの取り付け用に穴を開けました。
写真は塗装前の状態です。ひたすら削ったのが分かりますでしょうか?
本当は晩年の冷房改造後にでもしようかと思ったのですが、そこまでやる気力がなくなったので非冷房仕様にします。
屋根の塗装後、パンタグラフとヒューズボックス、ランボードを付けてみました。
適当に作ったので実車とはかなり違う部分もありますが、それらしく見えるようになったかなと思います。
ちなみにパンタグラフは間違いではありません。(笑)
実車のように「やぐら」を組んだ上に乗っているように見えるよう、交流用の足が長いものをわざと使ってみました。
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