カトーのEF58とDD51、グリーンマックスの近鉄9020系にDCCサウンドデコーダーを入れました。
カトーのEF58とDD51、グリーンマックスの近鉄9020系にDCCサウンドデコーダーを入れました。
今回はこの3車種にお客様から提供していただいたサウンドデータを入れて、日本型車両の音を再現しております。
いずれも店頭にて見本用に置いていますので、サウンドのデモをご希望の方は遠慮なくお申し付けください。
サウンドデコーダー自体はアメリカのデジトラックス社のものなので、そのままでは当然アメリカ型の機関車の音が入っています。
それを写真のPR3(白い箱のような機械、当店価格9450円3月末入荷予定)を使って、パソコン経由でサウンドデータを入れ替えることになります。
ちょうど近鉄9020系にインバータ音を入れているところですね。
お客様からいただいたサウンドデータはEF65やEF81などの新型電気機関車のものだそうですが、当店のデモ用車にちょうど良い機関車がなかったので、無理矢理EF58に入れてあります。
デジトラックス社のSDN144K0aというサウンドデコーダーを使用しています。
このデコーダはカトーの標準的な機関車用ライト基盤に、サイズをあわせて作られています。
近年発売されたカトーの新しい機関車はサイズが変わってしまったので装着できませんが、このEF58は少し古い形なのでサイズがピッタリでした。
ただし、スピーカーを搭載するスペースを確保するため、ウエイトを兼ねているダイカストは2時間くらいかけて大胆に削りました。
スピーカーの音量が少し小さいため、スピーカーの下にもダイカストに穴を開けて貫通させております。
お客様からいただいたサウンドデータはアメリカ型ディーゼルの音を少し編集して日本型っぽく聞こえるようにしたものなので、厳密にはDD51の音ではないそうです。
当店のデモ用車でサウンドデコーダを入れれそうな車両はコレしかなかったため、お召し仕様の842号に入れてあります。
デジトラックス社のSDN144K1Eというサウンドデコーダーを使用しています。
このデコーダはカトーのアメリカ型の幅が狭い機関車用ライト基盤に、サイズをあわせて作られており、ちょうどDD51も同じ基盤を使っていますので、簡単に装着できました。
ただ、キャブいっぱいにスピーカーやコンデンサが見えるのが少し興ざめいたします。他に搭載するスペースがないので仕方ないですけどね。
こちらはインバータ音を入れたグリーンマックスの近鉄9020系です。
お客様からいただいたサウンドデータは近鉄のものではないようで、どちらかというと大阪市交20系あたりに近いのですが、類似のインバータ音としては充分でしょう。
デジトラックス社の汎用Nゲージ用SDN144PSというサウンドデコーダーを搭載しました。
横から見ると車内いっぱいに、サウンドデコーダーとスピーカーが詰め込まれているのが分かります。
スピーカーの音量少し小さかったので、音を逃がすために貫通路のパーツを外してあります。
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