ディディエフの近鉄デボ1を晩年の初代モ200に改造中です。
ディディエフの近鉄デボ1を晩年の初代モ200に改造中です。
とりあえず写真のように分解してみました。
通常の鉄道模型車両と同じように分解できますが、床板とボディはもとより、窓ガラスまで強固に接着されていました。
油断するとすぐに割れてしまうような素材なので、これだけで神経をすりへらしてしまいました・・・。(汗)
改造予定の4両のうち、3両の屋根上パーツはどうやっても外せないくらい強固に接着されていましたので、そのまま次の作業に移ることにしました。
それにしても強固だったのが屋根上パーツで良かったです。窓ガラスだったら・・・とは考えたくないですね。
塗装はなかなか強いようで、塗装が剥がれるのに湯煎しながらでも2日ほどかかりました。
ボディの素材はIPAに強くはなさそうなので、少し塗料が残っていますがだいたい剥がれた段階で漬け込みを止めております。
こちらが塗料を剥がした車体です。茶色い塗料がところどころ残っており完全には剥がれていませんが、IPAの影響を受けそうな素材なのでこの程度でOKとしました。
見た目には褪せたような塗色になってしまい、まるで廃車体のようです。これを見ているとIPAをウェザリングの技法に使えそうな感じがしました。
この3両は晩年の初代モ200にするため、前面の不要なパーツを削り取り、屋根上をパテで平らに修正。
前面裾にアンチクライマーを取付けてヘッドライトを屋根上に移設、テールライトも骸骨形を余っていた名鉄旧型車両の前面から削り取って取付けしました。
残りの1両は細部が異なるためタイプとなってしまいますが、荷物電車のモワ2831に改造いたします。
先のモ200への改造と同じように作業をした後、屋根肩部にベンチレーターを取付け、真ん中の側扉の戸袋を埋めました。
なんとか塗装まで完了しました。
卵型の木造車体に近鉄マルーンというのも悪くはないですね。
1両にモーターを組み込み、残りの2両はトレーラーとして3両編成にするつもりです。
戸袋窓の埋め込みに手を抜いたので、ちょっと埋め込んだ感じが目立ってしまいました。
やり直そうかと思いましたが、お遊びのタイプモデルなので妥協いたします。
晩年の荷物電車なのでお決まりの黄色帯を巻いてみました。
卵形車体のカラー写真はマルーンに黄色帯のこの姿しか記憶になかったので、どうしても作ってみたかったモデルです。
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