ワールド工芸の旧陸軍100式鉄道牽引車を組立中です。(その3)
ワールド工芸の旧陸軍100式鉄道牽引車を組立のつづきです。昨日はダメだったので、今日こそは塗装前の状態まで完成させたいと思います。
まずは昨日つくった動力ユニットに配線をしました。この状態でもモーターに配線がつながっているので走らせることができるはずです。
車体に組む前のこの状態で必ず走行テストを行い、快調に走らない場合は分解や調整をしてあげる必要があります。
動力ユニット単体で快調に走るよう調整したら、次に実際に車体を取り付けてテストを行います。
車体を取り付けたら動力ユニットが反って不調になったということがよく発生しますので、必ず仮で車体を取り付けて確認しておきましょう。
車体が完成しましたので、最後にタイヤを作ります。タイヤといっても軌道走行時は取り外して、荷台にぶらさげているモノです。
写真のようにこれも板パーツから製作します。単なる飾りですが目立つ部品でもあるので、ちゃんとタイヤに見えるようキレイにつくる必要があります。
中心に各パーツがくるように真鍮線で冶具をつくり、パーツの穴にはめこんで固定いたしました。
各パーツの固定ができたら、この真鍮線までハンダがまわらないよう、手早くまわりだけにハンダを盛ってタイヤを表現します。
写真のパーツがこうやって製作したタイヤです。それにしてもいろいろと手間のかかるキットです。タイヤも一体パーツで用意して欲しかったですね。
つや消しの黒色を塗ればタイヤに見えるでしょう。ホイール部分は塗装後にはめこむようになっています。
まるまる3日間かけて、ようやく完成した100式牽引車です。
ホイールなど塗装完了後に装着するパーツがありますので、中途半端な仕上がりですが塗装前の状態としてはこれで完成です。
今回、製作した3台を並べてみました。いろいろと手間がかかったキットですが完成していると嬉しいものです。
銀色に輝いているので、このまま洗浄してクリアーで保護塗装をかけて、未塗装で置いておきたい衝動に駆られてしまいます。
レンタルレイアウトで走行テストをしてみました。
小さな車体に入るくらい小さな動力ユニットですが、軽い貨車1両くらいなら、なんとか牽引することが可能です。
貨車としては小さい部類に入る通風車と比べてもこの大きさです。ちいさくてカワイイのは同じですが、銚子のデキ3とは違って何とも言えない風格がありますね。
所詮トラックだといわれればそれまでですが・・・(笑)。
来週、天候が回復して塗装作業に入るまで未塗装のまま飾っていますので、興味がございましたらお店に見にきてください。
« ワールド工芸の旧陸軍100式鉄道牽引車を組立中です。(その2) | トップページ | トミックスのEF66・後期型・特急牽引機を片エンドのみテールライト点灯化した製品を7500円にて販売します。 »
「製作日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- トミーテックの鉄コレから阪神7801形の異端編成を制作中です。(2023.12.06)
- 岩橋商会の真鍮キット、広電3950形を組立中。(その7)(2023.11.27)
- 岩橋商会の真鍮キット、広電3950形を組立中。(その6)(2023.11.26)