ワールド工芸の旧陸軍100式鉄道牽引車を組立中です。(その2)
ワールド工芸の旧陸軍100式鉄道牽引車を組立のつづきです。今日は塗装前の状態までなんとか完成させたいと思います。
思っていたより難しいこのキット、予定では既に完成しているはずなのですが・・・。接客以外にも他の依頼品加工作業やオリジナル商品の製作など、いろいろやりながらなので、1日ほど予定が遅れて進んでいます。
まずは、昨日ここまでつくったボンネット部に、いろいろ小物をつけていきます。
ボンネット前部のフェンダーパーツがこれです。説明書をよく読むと、板状のパーツを3枚重ねて、ガイドに合わせて曲げるそうです。なんだか面倒くさくてイヤになってしまいますね。
でも進めないと完成しませんので、がんばって曲げます。
曲げたパーツを三枚重ねてハンダづけいたします。
ハンダづけが楽にできるよう、真鍮線を曲げてつくった冶具に固定しました。あまりにも小さなパーツなので、こうでもしないと上手くハンダづけができません。
固定したままハンダづけすると、フェンダーパーツらしくなりました。もちろん、冶具は一緒につけてしまわないよう、手早く作業する必要があります。
ヤスリで整形してフェンダーらしい曲線を出すため、多めにハンダを盛っておきます。
ヤスリで整形する前に、ハンダの熱で変形している可能性がありますので、もう一度ガイドにあわせて曲がりを確認します。
ホワイトメタルかロストパーツでつくっていてくれたら、楽だったんですねどね。
ヤスリで整形した後、完成したフェンダーパーツをボンネットにハンダづけしました。
やっとそれらしい形になってきたような気がしますが、とにかく手間のかかるキットです。
フェンダーの上に道具箱とヘッドライトをつければボンネットは完成です。
フェンダーをひとつひとつヤスリで整形して、縁の曲線を出すのには閉口しましたが、手間をかけただけに完成してしまえば満足です。
丸2日かかって、ようやく3台とも車体が完成しました。
ヤスリで整形する箇所が多いため1台1台が、微妙に表情が異なっている点はご容赦ください。手作り品らしく味があるということで・・・。
次にいよいよ動力ユニットの組立に入りたいと思います。
3台分でパーツがこれだけありますが、これまでの作業に比べたら優しいものです。そんなに難しくはありません。
配線はまだですが、3台とも1時間ほどで動力ユニットは組みあがりました。どこにモーターが配置されるのかドキドキしながら組立てましたが、キャブの中という意外とオーソドックスな場所に配置されております。
ボンネットの中とか想像していたのですが・・・。とにかくボディと合体させるのが楽しみになってきました。
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