ジャンク品のHOゲージ機関車、ドイツのBR103をリニューアル加工してみました。
ジャンク品のHOゲージ機関車、ドイツのBR103をリニューアル加工してみました。
手前がジャンク品の機関車、奥が通常品の同じ機関車です。
比べてみるとよく分かりますが、片側のパンタ・屋根上機器・バッファーが欠品しているうえに、ボディはキズだらけの無残な姿となっております。
これらの部品をメーカーから取り寄せると1万円近くかかってしまううえに、古い製品なので部品がない可能性が高く、元に戻すのは現実的な選択ではありません。
分解してみたところモーターを含め動力系の調子はよいので、片パンタのフリーランス機としてリニューアルしてみることにしました。
まずは欠品している屋根上機器用の穴を埋めてしまい、初めから屋根上機器がなかったことにしてみます。
グリーンマックスの未塗装キットのランナーをつかって、穴を埋める材料としています。
ボディのキズをパテで埋めて、ヤスリで表面を成型しました。
この段階ではまだそれほどオリジナルと変わっていないように見えますね。
側面のルーバーと正面の「DB」マークはオリジナルの塗装で残したいので、マスキングしました。
側面の表記も自分で入れるのは無理なので、セロテープでマスキングしています。(セロテープを使ったのはオリジナルのレタリングの位置が確認しやすいため)
塗装まで終わった状態です。お手軽に塗装を済ませたかったので、グリーンマックスの缶スプレーを使いました。
クリームはスカ色のクリームを、ブルーは近鉄ダークブルーを使っています。
パンタがあるほうはあまりオリジナルと変わらない姿ですが、パンタを撤去したほうは丸坊主みたいです。
側面はこんな感じです。
レタリング類をオリジナルで残したので、青の部分に赤色のなんともいえない、つぎはぎのような塗装になってしまいましたが、これはこれでいいかな・・・。
塗装をクリームとダークブルーにしたのは有名な「ラインゴルト」塗装機にしたかったからです。実機にはこのような塗装はありませんので、完全なフリーランスですが、欧州ではお遊びで同じようにこの機関車にラインゴルト塗装している人が多くいるようです。
左はその本家のラインゴルト塗装牽引機です。比較してもなんとか色は近いようにできました。
こうやって他のドイツの機関車と並べても違和感がないかなと思います。
フリーランスなので、自己満足の世界ですけどね。
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