店長の夏休み(笑)その4、グリーンマックスの保線車両をNゲージで走るようにしました。
店長の夏休み(笑)その4、グリーンマックスの保線車両をNゲージで走るようにしました。
思い切ってNゲージの車輪に入れ替えて線路を走れるようにするのが王道かも知れませんが、キットオリジナルの車高の低さを守りたかったので、車輪はキットのものをそのまま使うことにします。
車輪がちゃんとまっすぐに転がるよう微調整しながら組立て、塗装しました。
控車のボディは説明書どおりに組立て、塗装しております。
車輪を固定するマウントはヤスリで穴を広げ、車輪が軽く回るようにしておき、車輪を組み込んだあとはプラ板でフタをして車輪がはずれないようにしました。
モーターカーと連結するため片側には連結器を接着しています。使ったのは南洋物産のシンキョーカプラー(当店価格1個21円)です。
反対側にはレール運搬車とつなぐためにドローバー(棒連結器)を止めるネジを下向きに露出させておきます。
キットには2台付いていますので2台とも完成させました。
何も載せていないと軽すぎてすぐ脱線してしまうので、積載物に見立てたウエイトにフラットブラウンを塗って載せています。
続いてはレール運搬車の組立です。
こちらもキット付属の車輪をそのまま活用して、車高の低いオリジナルの姿を再現いたします。
やはりレール運搬車は、レールを積載した姿にしたいものです。
そこで適当な長さの線路からレールだけを抜きとって、4本ほどを横にハンダ付けで繋ぎました。運搬車に固定するためのピンもハンダで付けておきます。
連結器はカーブを曲がれるようにするためキットのものは使わず、真鍮パイプに電子部品の余り線を円にしたものを差し込んで、ドローバー(棒連結器)としました。
こうするとレール自体も連結器の役割をしますので補強となるうえに、ドローバー自体も多少動いて長さの調整ができるようになっています。
車輪も控車と同じように、なるべく軽く回るよう微調整してから固定しています。
こうしてできたレール運搬車が2組です。レールがウエイトを兼ねていますので結構な重さです。
ドローバーが少し大げさですが、このまま線路に置いておきたくなりますね。
昨日、完成したモーターカーと一緒に線路に置いてみました。
まさに保線基地という感じです。さっそく動力化したモーターカーにつないで試運転です。
試運転の前に、試しに全部つないでみましたが・・・。
モーター車の力がないので、まるで動く気配がありません。うなって空転するだけの悲しい結果に終わりました。(汗)
ここまで減車して、ようやく動きました。
ただし、かなり重たそうな感じです。車輪をなるべく軽く動くようにしたとはいえ、本来はディスプレイ用のものなので転がり性能は悪いです。
保線車両セットについていた保線詰所も組み立てて、線路脇にあった木造の詰所と置き換えました。
その詰所の脇を通過中です。
重そうながらも何とか走っていますので、ひとまずこれで完成としたいと思います。
モーターカーも単機なら、何の問題もなく軽がると走るんですけどね。
本当に調子よく走ってくれます。作っていただいたお客様に感謝ですね。
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