店長の夏休み(笑)その1 ドラゴンのK5(E)レオポルド列車砲をNゲージ対応化しました。
店長の夏休み(笑)と称してドラゴンのK5(E)レオポルド列車砲をNゲージ対応化しました。
これは何年か前に童友社から発売されたジャイアントアーマーシリーズのひとつです。
ほぼNゲージサイズの軍用列車がいくつか発売されており、当店に中古品として入荷したうちの売れ残りを店長が購入したものでした。
箱から出すとこんな形の列車砲が入っています。
第二次大戦中のドイツに実在した車両で、大きな砲が強烈な存在感を感じさせます。
ただこの商品のコンセプトはNゲージというより、プラモデルの塗装済完成品といったところで、写真のようにNゲージとして走らせるには程遠い構造をしております。
これまでに何度かNゲージ化しようと挑戦してきましたが、車輪を交換する程度では曲線を曲がれないなど、なかなか妙案が浮かばず断念していました。
ところが、先日ご来店いただいたお客様から全ての車輪ではなく、両端の車輪だけ交換すると上手くNゲージ対応化ができたことを教えてもらい早速実行してみました。
まずは元から付いているダミーの車輪を撤去いたします。安価なプラモデルらしい構造のダミー車輪ですね。
強固に接着されていたので大変でしたが、少々強引に取り外しました。
後はお客様に教わったとおり両端の車輪だけ、走行できるように鉄コレの余っているプラ車輪を取り付けてみました。
見た目はともかく、こうすると曲線でもスムーズに曲がれるというわけです。
写真のように車体と台車を止めていたダミーのピンも、スムーズに曲がるようネジ止めに変えております。
これで完成と思いきや・・・、レイアウトで試走すると曲線で脱線しまくりでした。(涙)
いろいろ実験してみるとどうやら重量バランスに問題があるようです。
つまり台車が軽すぎて、重くて大きな車体とバランスが合わず脱線するようでした。
そこで、適当なウエイトを貼り付けてみて台車自体の重さを重くしてみました。
ついでに台車と車体のクリアランスにも問題があり、時々引っかかっていたようなので余計な突起物を削ってみました。
いろいろ苦労しましたが、ようやく列車砲が走行できるようになりました。
ただし、のどかな日本風レイアウトには全然似合いませんね。浮きまくりです。
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