レンタルレイアウトの外周に漁港のシーナリーが加わりました。
レンタルレイアウトの外周に漁港のシーナリーが加わりました。
先日つくった台にスタイロフォームとポリスチレンパネルで地形をつくり、だいたいのイメージを固めます。
一番手前のコーナー部には漁港を設置し、その左の台には防波堤を設置して有名撮影地の須磨あたりをイメージしながら製作したいと思います。
本日は漁港部分のシーナリーの紹介をさせていただきます。
まずは実際にトミーテックの漁港と防波堤を置けるよう、地形を削って調整します。
今回は海かコンクリートの地面ばかりなので、プラスターを使わずに作業します。
下地にグレーを塗ってから砂利を敷き、パウダーとターフで草を生やして自然を表現しました。
一晩おいて充分に乾燥させてから、建物を設置します。
漁港とともに、裏山から移転してきた教会とペンションを置いてみました。欲を言えば牛たちがいる牧場もおきたかったのですが、スペースがないので断念いたしました。
道路部分には当店オリジナル商品の貼るダケシリーズを貼りました。
緑の草が生えた空き地には木を植える予定です。
海に水性アクリル塗料でブルーを塗りました。
カメラの性能の都合で写真では明るいブルーに見えますが、実際にはもう少し暗いブルーです。
塗料が乾いてから桟橋部分と漁船を木工ボンドで接着いたします。
主役の船を置いたら急に漁港らしくなってきましたね。
海にグレインペイントのブルーディープを少し厚めに塗り、適当にたたいて波を表現します。
海を表現する際は、波の発生する場所と向きを考えながらつくるのが本物らしくつくるコツです。慣れるまでは少し難しいですが、乾燥するのに時間がかかるため、失敗してもやり直しが効くから気は楽です。
都市近郊の漁港としては少し違和感のある「濃い青」ですが、ここはジオラマなのでそんなことは気にせず、あえて理想のイメージに近いきれいな離島の港のような色にしてみました。
岸壁に近い部分は上にグレインペイントのグリーンディープを塗り重ねておきます。
岸に近い部分はこのように明るめの色にすると本物っぽくなります。
乾燥後、波頭を表現するためにグレインペイントのホワイトを塗りました。
これだけでかなり本物っぽくなったと思いますが、どうでしょうか?
船の下あたりの波はかなり気をつかって、薄くホワイトを塗ってみました。
泡状になって消えていく波を表現したつもりですが、写真では少し分かりづらいですかね。
教会のまわりに木を植えたり、細かい作業はまだまだ残ってはおりますが、ひとまずこれで完成ということにさせていただきます。
レンタルレイアウトのコーナー部に海ができただけで、雰囲気がかなり変わったように思います。
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